真面目な人ほど「オーウェル思考」で効率アップ

2019.12.13ビジネス豆知識
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ビジネスシーンにおいて、「真面目すぎる」といわれた経験はないでしょうか。基本的に、真面目であるのは好ましいことです。しかし、過剰なまでに真面目な傾向がある場合には、その性質が仕事に支障をきたしているかもしれません。

今回は、真面目すぎる方の特徴や完璧主義の弊害をご紹介しつつ、身につけておきたい「オーウェル思考」についてご紹介します。真面目すぎることが仕事のネックになっていると感じた時は、ぜひ参考にしてみて下さい。

働く人

 

真面目すぎる方の特徴

真面目であることには長所がある一方で、真面目すぎることによる短所もあります。特にビジネスシーンにおいては、その真面目すぎる性質が裏目に出ることも少なくありません。ここでは、真面目すぎる方の特徴をご紹介していきます。

 

目の前の仕事へ一生懸命に取り組む

真面目な方は、自分に与えられた仕事へ一生懸命に取り組みます。仕事への取り組み方は非常に丁寧であり、たとえ時間が足りなくても手を抜くことはしません。また、念のために確認作業を増やしたり、余分な資料を作成したりすることもよくあります。こうして仕事が増えた分、残業時間が多くなったり、締め切りに間に合わなくなったりすることもあるでしょう。

この様に目の前の仕事へ一生懸命に取り組む様子は、反対に考えると完璧主義な傾向にあるといえるでしょう。真面目すぎる方は、与えられた仕事をとにかく完璧にこなそうとします。そのため、本来であれば優先順位が高いはずの締め切りを後回しにして、仕事のクオリティを高めることだけを追求してしまうのです。

ビジネスシーンにおいて1人の人間に与えられる仕事は、大きな仕事の一部でもあります。1人の人間が締め切りを守れないと、大勢の人間の仕事に支障をきたしてしまうでしょう。もちろん目の前の仕事へ一生懸命に取り組むことも大切ですが、ほかにどの様な仕事があるのかを把握し、全体像を掴むことも同じくらい大切といえます。

 

自分なりのルールを守ろうとする

真面目すぎる方は、仕事をするうえでたくさんの決まりごとを守っています。決まりごとというのは、会社の規則や法律などの社会のルールではなく、自分なりのルールのことです。たとえば、自分のなかで以下の様なルールを設けていることがないでしょうか。

◇電話は○時間以内に折り返す
◇会議の資料は○枚にまとめる
◇待ち合わせは○分前までに到着する

自分なりのルールを守ること自体には問題がありません。むしろ、ルールを守って仕事がスムーズに進めやすくなる局面もあるでしょう。その一方で、真面目すぎる方はこれらのルールを守れない他人の言動に、ストレスを感じやすいのです。

ルールを共有されていない相手から見れば、なぜ真面目すぎる方が自分に対してイライラしているのか、理由がまったく分かりません。結果として、周囲の方が離れていってしまうケースも少なくないでしょう。前述の様に、ここでも完璧主義の傾向が見受けられます。

 

 

仕事における完璧主義の弊害

何事にも真面目すぎる方は、完璧主義に陥っていることがあります。完璧主義とは、高い理想へ向けて何事も完璧にこなそうとする一方で、失敗や他人からの評価を過剰におそれる心理のことです。常に周囲からの期待に応えようとする責任感の高さがあり、自分の力を発揮できる環境下では、仕事で大きな成果をあげることがあります。

その一方で、妥協を苦手とするため何事も完璧に仕上げることにこだわり、仕事を先延ばしにする癖がある方も少なくありません。また、自分に対して完璧を求めるのと同様に、他人に対しても完璧を求めてしまうのも難点でしょう。多様な人々との協力が必要な職場の様な場所では、相手の言動を許容できずにストレスを溜め込みがちです。

上記の様に完璧主義にはメリットとデメリットがありますが、ビジネスシーンにおいては弊害が目立ち、苦労しやすいといえるでしょう。なぜならば、多くの仕事は複数の人間が協力し合いながら、期限内に仕上げる必要があるためです。締め切りを過ぎても自分が納得できるまでクオリティの追求を許されるケースは、ほとんどありません。

仕事を効率よくこなすためには、全体像から仕事の優先順位を見極め、期限内に最大限のクオリティで仕上げる取り組み方をすることが大切です。与えられたすべての仕事を完璧にこなすには、そもそも時間と体力が足りないかもしれません。仕事を完璧にこなそうとするよりも、締め切りまでに最善を尽くすという考え方を身につけましょう。

 

 

オーウェル思考とは

真面目すぎることから完璧主義な傾向がある時は、ビジネスシーンを切り抜けるヒントとして「オーウェル思考」を活用してはいかがでしょうか。

オーウェル思考とは、“まあいいか”と適度に肩の力を抜く思考法のことで、仕事を早く終える癖をつけるために有効だと考えられています。「オーウェル(Oh well.)」とは、英語で「仕方がない」を意味する言い回しです。諦めのニュアンスを含み、物事が自分の思い通りにならない時に使われます。

ビジネスシーンには、真面目すぎると却って上手くいかないことがあります。与えられた仕事を完璧にこなすと締め切りに間に合わなかったり、他人に完璧を求めるとストレスがたまってしまったり・・・。そんな時に役立つのがオーウェル思考です。

たとえば、仕事を完璧に仕上げようとせず、適度に手を抜き及第点まで仕上げれば、結果として締め切りまでに提出ができるようになるかもしれません。また、他人の言動を許容してストレスが減ると、イライラする時間が減って自分の仕事に集中しやすくなります。

 

 

完璧主義になりすぎないポイント

仕事で完璧主義になりすぎないためのポイントをご紹介します。オーウェル思考を実践するために、まずはできることから取り組んでいきましょう。

 

自分の思考の反対意見をいってみる

完璧主義に陥りそうになった時は、自分の思考に対して自分で反対意見をいってみましょう。たとえば「30分以内に電話を折り返さなきゃ!」と考えた時は「急ぎの用事ではないから、優先順位が高い仕事の後に連絡すればいい」と考えます。「なぜこの人は待ち合わせの10分前になっても来ないのだろう?」と考えた時は「待ち合わせの定刻までに来ればいい」と考えましょう。自分なりのルールに縛られないためのヒントになります。

 

完璧にできないことを前提に取り組む

自分では納得するまで完璧に仕事を仕上げたつもりでも、相手にも完璧な仕事として受け取られるとは限りません。最終的な仕事の評価は、受け取る相手によって決まります。いくら仕事のクオリティが高くても、締め切りを守れない点で評価が下がることもあり得るでしょう。はじめから完璧にできないことを前提に仕事に取り組み、締め切りまでに可能な及第点を決めて、まずはそこまで仕上げるのを目標にしてみて下さい。

 

 

適度に肩の力を抜くのも大切

適度に真面目であることも大切ですが、適度に肩の力を抜くのも同じくらい大切です。特に、仕事を完璧に仕上げようとするあまり、残業や休日出勤が常態化してしまうと、疲労から体調への影響が懸念されます。限られたリソースで最大限のクオリティを発揮するためには、十分な体力が不可欠です。仕事のために休みを取るよう意識しましょう。

 

また、締め切りを優先して仕事に取り組むことを繰り返すうちに、よりクオリティの高い仕事ができるようになることがあります。適度に肩の力を抜くことが、自分の成長につながると考えて、仕事への取り組み方を見直してみましょう。真面目に仕事をしてもなかなか成果につながらない時は、オーウェル思考をお役立て下さい。

 

参考:

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66590

https://furikake.doda.jp/article/2018/12/22/811.html

https://eigo.plus/nichijoeikaiwa/oh-well

https://shuchi.php.co.jp/the21/detail/4471?p=1

https://www.lifehacker.jp/2018/10/goodbye_perfection.html

https://townwork.net/magazine/life/51046/

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