声を使う仕事の方必見！オペレーターが選ぶ『のど飴』特集

更新日：2025.01.31コールセンター

声を使う仕事では、喉の不調に悩まされるケースが多く見られます。その際、症状を改善するため、のど飴を利用する機会は少なくないでしょう。また、他に有効な喉ケアの方法がないか知りたいとの声も聞かれます。そこで今回は、当社スタッフに対し、アンケート調査を実施しました。コールセンタースタッフの喉の悩みや、スタッフが普段行っている喉ケア、人気のど飴の実食レポート・広報部おすすめのど飴などをご紹介します。

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コールセンタースタッフの喉の悩み

コールセンターのスタッフが抱える喉の悩みは、仕事に差し支えると懸念する意見が中心的です。喉の不調が仕事に影響した経験としては、多くのスタッフが、普段通りに声を出せず困ったと語っています。具体例を挙げると、
「声が出ず、相手に伝わらない」
「高い声が出ないと怖い印象になってしまうので困りました」
などです。

また、咳についての悩みも少なくありません。この問題では、
「会話中に咳が止まらなくなった」
「通話途中で咳き込み復唱確認など普段できていることができなくなった」
といった経験が語られています。

加えて、ミュートに関する悩みも聞かれました。具体的には、
「咳が出た時にミュートが間に合わない」
「咳のタイミングでミュートにすると相槌ができず、話を聞いているか確認されたことがある」
などの事態を経験したとのことです。他には声が枯れる・治るまで出勤できないといった話も聞かれ、コールセンターのスタッフは、様々な形で喉の不調に悩まされていると理解できます。

スタッフが普段行っている喉ケア

コールセンターのスタッフが普段から実践している喉ケアは、水分補給・うがい・のど飴の活用などです。

スタッフが普段行っている喉ケア

今回のアンケート調査によると、スタッフが普段行っている喉ケアの1位は、水分補給でした。調査結果の内訳を示すと、「水分補給」は16票を獲得し、喉ケアの方法でトップになっています。その後は、「うがい」が11票を集めて2位に続き、「のど飴」は7票となり3位に入りました。この結果を見る限り、水分や飴で喉元を潤す方法が、喉ケアとして多くのスタッフに選ばれているといえるでしょう。

また、番外の意見としては、「外出時にマスク」「龍角散ダイレクトとタブレット常備」「ハーブティー」「刺激物を控える」「違和感を覚えると早急に薬を飲む」といった声も聞かれました。これらの声もふまえた場合、コールセンターのスタッフは、いろいろな方法で喉ケアに努めていると分かります。

のど飴を食べる頻度

アンケート調査の結果、スタッフののど飴の使用頻度は低いことが分かりました。具体的には、「ほとんど使用しない」が10票で最も多く、「ときどき使用する」が6票と続きました。この結果から、スタッフはのど飴を頻繁には使用していないことがわかりました。

コールセンターでは、業務中ののど飴の使用は通話品質に影響を与える可能性があるため、多くの企業で禁止されています。弊社でも勤務中ののど飴の使用は禁止しているため、今回の調査結果もこの傾向を裏付けていると考えられます。

のど飴を選ぶ際に重視するポイント

アンケートの回答によると、のど飴を選ぶ際に重視するポイントは、飴の味がトップでした。回答結果の内訳は、「味」が15票で1位、「成分・喉の潤い」「価格」が4票で同率2位を獲得しています。

飴は、一定時間にわたり口に含むため、購入時に味を重視する傾向が強いのでしょう。また、喉ケアの目的もあることから、成分や喉の潤いも重要なチェックポイントになっていると考えられます。

喉の不調時のスペシャルケア

スタッフが喉の不調時に実践するスペシャルケアは、アンケートの回答内容に限っても多種多様です。回答結果を見ると、スタッフによっては、個々の方法で飲み物を工夫しています。

たとえば、
「冷たいと気管を狭くするので温かいものを飲む」
「はちみつのお湯割りにおろししょうがを入れる」
などの方法が用いられています。また、喉の加湿や保温に気を配る傾向も見られました。
「部屋で加湿器を使う」
「マスクをつけて寝る」
「首を冷やさないため就寝時にタオルを巻く」
「ネックウォーマーで温める」
といったケアも行われています。他には、
「乾燥時の食事に油分を足す」
「普段の倍の水分を摂取する」
「緑茶や濃いハーブティーでうがいする」
「しゃべらない」
「早く寝る」
なども、回答結果に見られたスペシャルケアの1例です。喉の不調時に用いられるケアは多彩であり、アンケートに回答したスタッフは、様々な方法で喉のコンディション維持に努めていると理解されます。

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人気のど飴4種を実際に食べてみた！コールセンタースタッフが実食レポート

今回は、アンケートに加えて、のど飴を実際にスタッフが食べてみる調査も実施しました。スタッフが実食レポートした人気のど飴は、次の4種です。

この調査では、以上4つの飴をスタッフ20人に試食してもらいました。

のど飴（株式会社ロッテ）

国産カリンエキスと厳選ハーブ入り。自然由来の魅力的な素材のおいしさを、ぎゅっとつめ込んだ一粒。
商品ページ　https://www.lotte.co.jp/products/brand/nodoame/

●会社紹介
「お口の恋人」でおなじみのロッテは、1948年に設立された菓子メーカーです。「キシリトールガム」など、多くのヒット商品を生み出しています。チョコレートメーカー、洋菓子メーカー、プロ野球チームなど、様々な事業を展開する大企業グループです。

●オペレータ―の感想
「優しい甘さで食べやすい」
「喉ごしがなめらか」
「香りが上品」
「アレルギー成分が含まれていない点が良い」
といった食べやすさや、安心して食べられる、という点が好評でした。

龍角散ののどすっきり飴

200年以上前に生まれ、今も多くの方に愛用されるのどの薬「龍角散」をコンセプトに開発されたのど飴です。特殊製法でハーブを丸ごと使用した「龍角散のハーブパウダー」と、厳選素材のハーブエキスを配合しています。
商品ページ　https://www.ryukakusan.co.jp/candy

●会社紹介
「ゴホン！といえば龍角散」でおなじみの龍角散は、1871年創業の老舗製薬会社です。のどの不調に効く医薬品「龍角散」をはじめ、のど飴やトローチなど、のどに関する商品を幅広く展開しています。江戸時代から続く伝統的な製法と、現代の科学技術を融合させた商品が特徴です。

●オペレータ―の感想
「喉をすっきりさせたい時にほしい」
「お薬のイメージとは裏腹に、食べやすい」
「ハーブの香りが爽やかで、リフレッシュできる」
「昔からのイメージがよい・パッケージが体によさそう」
といったハーブの清涼感や思ったよりも食べやすい点が好評でした。

はちみつ100％のキャンデー

原材料は、はちみつだけ。その他の材料は一切使用していません。みつばちが運んできた100％純粋なはちみつを、特殊製法で固形化しました。はちみつそのもののおいしさをお楽しみください。
※扇雀飴本舗は秋冬限定で「はちみつと生姜100％のど飴」も販売されています。
商品ページ　https://www.senjakuame.co.jp/hachimitsu100

●会社紹介
扇雀飴本舗は、誰もが一度は口にしたことがある懐かしい味わいのキャンディで有名な、老舗の菓子メーカーです。歌舞伎役者の中村扇雀氏に因んで名付けられた「扇雀飴」をはじめ、「ジュースキャンデー」や「はちみつ100％のキャンデー」など、数多くのヒット商品を生み出しています。

●オペレータ―の感想
「スース―しない」
「甘くて喉に触らない」
「余計なものが入っていない」
「潤いがありそう、乾燥時はメントール以外がよい」
といったはちみつ本来の味に関する評価やのどに刺激が少ないという点が好評でした。

ミンティア＋VOICE

声のプロである声優公認のどタブレット。声優に人気の成分を配合した、あなたの“いい声”をサポートする大粒タブレットです。
商品ページ　https://www.mintia.jp/product/plusvoice/

●会社紹介
アサヒグループ食品は、菓子やベビーフードだけでなく、健康食品など幅広い分野で事業を展開しています。「アマノフーズ」や「ディアナチュラ」など、誰もが知っているような商品も多数取り扱っています。

●オペレータ―の感想
「小粒で食べやすい」
「すぐになくなるため食べやすい」
「小さいので携帯しやすい」
「爽快感・スッキリ感が溶けた後も長く残る」
といったくちどけの良さや携帯性の良さが好評でした。

のど飴をなめることで感じた効果

のど飴をなめることで20人のスタッフが感じた効果は、気分転換（12票）、喉のケア（10票）やリラックス効果（7票）です。「その他」の項目では糖分補給、口臭予防という回答もありました。龍角散ののどすっきり飴やミンティア＋VOICEは、すっとする感じや爽快感により気分転換できたと考えられます。

また、はちみつ100％のキャンデーは甘くてスースーしないため、喉がくつろぎリラックス効果を得られたのでしょう。それぞれ評価ポイントは違いますが、喉の調子がよくない時になめれば、ストレスを和らげたり気持ちを落ち着かせたりするのに役立つと期待できます。

～番外編～広報部おススメのどケア製品3選

広報部がおすすめするのどケア製品は、
・龍角散「龍角散(微粉末タイプ・第3類医薬品)」
・大正製薬「［販売名］ヴイックス メディケイテッド ドロップ R」「指定医薬部外品」
・常盤薬品工業「南天のど飴」の3つです。
以下では、これらの製品にまつわるエピソードをご紹介します。

■龍角散　龍角散(微粉末タイプ・第3類医薬品)

商品ページ　https://www.ryukakusan.co.jp/ryukakusan

“10年前から愛用している龍角散は、私にとって手放せない存在です。以前は頻繁に風邪をひいていましたが、龍角散を使い始めてから、のどの不調が軽減されたように感じています。特に、風邪の初期症状が出た際にすぐに服用することで、症状の悪化を防ぐことができていると感じています。

粉末を水なしで飲む独特な使用方法も、私には合っているようです。少し飲み込みづらい面もありますが、その効果を考えると全く気になりません。”

■大正製薬 「［販売名］ヴイックス メディケイテッド ドロップ R」「指定医薬部外品」

商品ページ　https://brand.taisho.co.jp/vicks/

●会社紹介
大正製薬は「リポビタンD」や「パブロン」など、誰もが一度は耳にしたことがあるような製品を数多く世に送り出しています。風邪薬や栄養ドリンクといった医薬品を中心に、健康食品や化粧品など幅広い分野で事業を展開しています。

‟大正製薬のヴイックス メディケイテッド ドロップ Rは、私にとってまさに定番アイテムです。どこでも買える手軽さでカバンの中にもデスクの中にもいつも常備しています。小粒で食べやすく、マスクの下でこっそり食べるのにも◎。

個人的にはすっきりした甘みのレモンが好きですが、巨峰やオレンジなど、いろんな種類のフレーバーがあると聞いたので、気分に合わせて色々試してみたいと思っています。”

効能：「のどの炎症による声がれ」

■常盤薬品工業　南天のど飴

商品ページ　https://nodoame.jp/index.htm

●会社紹介
「カラダ・ココロ”トキメキ”創造企業」というスローガンのもと、医薬品・医薬部外品、食品、化粧品など、幅広い製品を扱うメーカーです。

‟ここ2、3年、年に数回、突然襲ってくる激しい咳に悩まされています。時には数週間も続き、咳こみすぎて肋骨を骨折したことも。風邪を引いたわけでもないのに、のどがイガイガして咳が止まらなくなり、周囲に迷惑をかけてしまうことが何度もありました。

そんな時上司に、南天のど飴を教えていただきました。さっきまで咳き込んでいたのが嘘のように、すぐに楽になれたので、それ以来、デスクの中に常備して、いざという時のために備えています。”

専門家の意見

薬剤師や医師の意見によると、のど飴は、喉の痛みの緩和・声枯れの改善・咳の抑制や抗菌・口内の清浄化に効果的です。薬剤師の話によれば、喉の炎症による痛みを和らげるには、セチルピリジニウム塩化物水和物（CPC）が有効と見られています。CPCは、細菌の増殖を抑えて消毒する効果が確認されている成分です。

また、声枯れの改善には、キキョウがよいと述べられています。キキョウは、声帯の炎症を鎮める効果があり、症状の回復を早めるのに役立つとのことです。加えて、咳を抑えるのに使われる成分としては、ヒメハギ科のセネガが挙げられています。

医師の見解によれば、抗菌や口内の清浄化に有効な成分は、テアフラビンやホップエキスです。テアフラビンはポリフェノール成分の一種であり、抗菌・抗ウイルス作用があると説明されています。一方、ホップエキスは、口内清浄や抗アレルギーの機能を有する成分です。アサ科のホップから抽出されるエキスであり、ビールの原料として知られますが、のど飴にも活用されています。のど飴は、これらの成分が含まれている場合、喉の痛み・声枯れ・咳の緩和や口内の抗菌・清浄化に効果を発揮すると期待されます。

ただし、のど飴の種類は多いため、よく成分を確認せずに選ぶと十分な効果を得られないかもそれません。喉の調子が思わしくない時は、各々の症状に合わせて、有効成分が含まれている飴を選ぶとよいでしょう。

EPARKくすりの窓口　のど飴ランキング上位の商品はどんな商品？12選を紹介【薬剤師解説】　（参照2025-01）
健栄製薬　【医師監修】インフルエンザ対策でのど飴が注目される理由 （参照2025-01）

なお、本アンケート結果は、あくまでも当社独自の調査結果であり、すべてのコールセンターのオペレーターに当てはまるものではありません。また、製品の購入や使用を推奨するものでもありません。製品を選ぶ際は、ご自身の声質や体調に合わせて、様々な商品を比較検討することをおすすめします。