東京と地方のコールセンターに違いはある?

2020.03.31コールセンター
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いまコールセンターは、東京だけでなく地方にも多くの拠点が設けられています。求人数を見ると東京が圧倒的ですが、他の地域でも助成制度を導入するなどコールセンターの誘致に積極的です。どこに勤務するか迷っているなら、それぞれの地域にどんな特徴があるか理解しておくと良いでしょう。そこで今回は東京と地方の違いをふまえながら、各々のエリアに勤務した場合のメリットをご紹介します。

コールセンター

東京と地方の違い

東京は、他の地域より求人数の多さが際立っている場所です。最近は、地方でも地域活性化の目的のもとコールセンターの数が増えつつあります。

求人数は東京が多い

求人数を見る限り、いまのところ地方に比べると東京が圧倒的に多い状況です。数年前に実施されたある調査によると、トップは東京の約9,200件でした。2位の大阪は約2,200件にとどまり、4倍以上の大きな差が開いています。

コールセンターの数も求人数に見合うレベルであり、都内は激戦区と呼ばれています。とくに密集している地域は、新宿、渋谷、池袋です。いずれも大きなオフィス街が広がるエリアであり、多くのビジネスマンで活気にあふれる街にふさわしい結果と考えられます。

なかでも新宿駅周辺は、ファッションビルや百貨店が充実している点で人気です。駅に直結するビルであれば、雨の日でもランチから買い物まで不便がありません。渋谷は新宿より若者向けのスポットが目立ち、池袋は埼玉方面からのアクセスの良さが特徴的です。

都内では同じコールセンターの密集エリアでも地域ごとに異なる特徴が見られ、それぞれの地域性は勤務する方々の顔ぶれの違いにも反映されているといわれています。

地方でもコールセンターが増加中

地方は東京より求人数で下回っているものの、コールセンターは増加傾向にあります。主な理由は、各地域が雇用創出による地元の活性化を目指しているためです。

多くの地方にとって、雇用の少なさは人口流出の大きな原因になっていました。地元で就職したいと思っても、仕事がなく東京に出るケースが少なからず見られます。この問題を解決するため、いま多くの自治体から注目されている方法がコールセンターの誘致です。

コールセンターが地方に営業拠点をもつ利点としては、まずテナント料の安さが挙げられます。全国的に地方は都市部より家賃相場が低く、物件の維持・管理費に都内の人気エリアほど多額の経費はかかりません。

地方に複数の拠点がある場合、災害時のリスクも分散できます。自治体によっては地方ならではの強みを武器として企業を誘致するための助成制度を導入しており、それを有効活用する形でコールセンターの地方進出が活発化しています。

東京に勤務するメリット

コールセンターが地方に拠点を移し始めても、なお東京勤務は魅力的です。代表的なメリットに、平均時給の高さ、交通の便の良さ、プライベートを充実しやすいところがあります。

平均時給が高い

東京の仕事は、平均時給が地方より高いことで知られます。コールセンターの場合も、例外ではありません。

高時給の要因として、よく指摘されるのは家賃や生活費の高さです。都内での暮らしは出費が多くなりやすく、最低賃金は高額に設定されています。なかでもコールセンター勤務は時給が良く、収入面において好条件の職種といわれています。

近年の調査によると、さまざまな雇用形態で全国の平均時給を上回る結果でした。契約社員は全国平均1,280円に対し関東地方が1,422円、派遣社員は1,360円に対し1,458円、パート・アルバイトは1,161円に対し1,270円です。

高時給を望むなら、東京のコールセンターは期待に応えてくれるでしょう。

交通の便が良い

都心に勤務する場合、交通の便の良さは時給とともに大きな魅力になっています。都内在住だけでなく東京近郊の方からも、「通いやすいので都心の職場を選んだ」との声は多く聞かれます。

東京は、公共の交通機関がよく整備された場所です。複数の鉄道路線やバス路線が、都心部のオフィス街と23区外さらには隣接する県の住宅地をむすびつけています。職場のすぐ近くに住んでいなくても、通勤に大きな面倒はありません。

電車やバスの発着本数が多いところも、都心への通いやすさにつながっています。都内の駅やバス停では、1本逃しても次発まで長く待たされません。東京都心の職場は周辺の住宅街からでも手間なく通勤できる利便性があり、大勢の方から勤務先に選ばれています。

プライベートも充実

東京での勤務は、退社後や週末にプライベートを充実しやすい点も魅力です。

都内は、多くのオフィス街でショッピングも楽しめます。この特色は、コールセンターが密集する新宿、渋谷、池袋に限った話ではありません。銀座、原宿、吉祥寺なども、人気エリアとして広く知られています。

都心部は地下鉄が縦横にめぐり、都内各所から新宿や渋谷へ移動するのに多くの時間を要しません。職場からすぐ近くでなくても、退社後に少し電車を乗り継げば人気エリアで買い物できます。

東京はレジャー施設も豊富にあり、週末にはイベントも数多く開催されます。都内や東京近郊に暮らしている場合、会場まで足を運ぶのに苦労しません。自宅から都心へアクセスしやすいと、週末に都内のレジャー施設へ手軽に通えるメリットもあります。

地方で勤務するメリット

地方創生のきっかけづくりとして、注目を集めているコールセンター。地方で勤務するメリットとしては、地元で働ける安心感や家賃が安く通勤が混雑しないといった点が挙げられます。

地元で働ける安心感

地方にコールセンターが進出した場合、地域住民にとって地元で働けることは大きなメリットです。

地方に住んでいる場合、必ずしも東京勤務を希望しているわけではありません。人によっては、自分が育ってきた街に強い愛着をもっています。仕事があれば、地元を離れずそのまま就職したいと考えているケースは少なからず見られます。

地方在住の方が地元就職を望まれる背景には、居心地の良い場所で働ける安心感があるでしょう。職場で知人・友人に囲まれていれば、仕事に不慣れでも大きなストレスを感じないものです。お客様も顔なじみなら、多少の失敗は許されるかもしれません。

コールセンターが地方に開設した場合も、安心感のある地元で業務に臨めるところは大きな魅力になると考えられます。

家賃が安く通勤は混雑しない

地方勤務は、東京ほど家賃がかかりません。基本的な生活費を抑えられる点は、地方ならではのメリットです。

地方の家賃相場は、東京より低く設定されています。職場の近くに物件を借りても、たいてい都内に比べると経済的負担は大きくなりません。徒歩で通える範囲であれば、通勤時の交通費も不要です。

住まいが職場から離れている場合、電車、バスや自動車を使うことになります、いずれにしても地方なら、乗り物の車内や道路が東京ほど混雑する恐れはありません。通勤時に余計な体力を消耗せず、落ち着いて仕事を始められるでしょう。

地方のコールセンターなら、経済的にも肉体的にも重い負担を受けずに働けると期待できます。

各地で聞かれる現場の声

現在、コールセンターは全国に進出しており、現場からは地元を選んだ理由や各地域の特徴を伝える声が聞かれます。

東京を含む関東地方は、コールセンターで働く方の半数近くが勤務地に選んでいるエリアです。現場では、募集が多く通勤しやすいとの声が多くを占めました。職場について、シフトの融通が利くので助かるといった意見もあります。

近畿地方と中部地方も、地元の方の多くは通いやすいと感じています。中部地方の場合、人によっては普段なら辛く感じるクレームでも名古屋弁でいわれると親近感がわくとのことです。

九州・沖縄地方は、生まれ育った地元を離れたくないと考える方が圧倒的でした。このエリアにはコールセンターが多いため、地元の方が就職先に選ぶケースは少なくないといわれています。

東京と地方では、コールセンターに違いがあります。勤務地を検討する際には、それぞれのメリットを把握したうえで決めることをおすすめします。

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