社用携帯が不要に?個人のスマホを業務利用できるサービス

更新日:2024.08.28スタッフブログ

Shamoアプリをダウンロードする女性

「ShaMo!」というサービスをご存じでしょうか?スマートフォン対応アプリを使うだけで、「03」「06」などの番号を使えるこのサービスは、多くの法人・個人事業主に活用されています。充実したビジネスフォン機能を持つ「ShaMo!」ですが、このサービスの利用価値を見ることで、ビジネスにおける代表番号の重要性も見えてくるでしょう。今回は、最新の電話サービス「ShaMo!」についてご説明します。

「ShaMo!」のサービスは2019年6月30日、提供を終了しております。

代表電話をスマホで実現?ShaMo!のサービスとは

ShaMo!(シャモ!)とは?

「ShaMo!(シャモ!)」とは、スマートフォンに通話アプリをインストールすれば、市外局番の発着信ができる、ニフティの電話サービスです。電話回線の工事や、それに関わる費用なども一切不要。スマートフォンで念願の“代表電話”が持てるサービスとして、多くの事業者・ビジネスマンに利用されています。

アプリをダウンロードすると、東京の市外局番「03」が割り当てられ、電話を発信すれば相手には「03」番号として着信されます。これまでは、オフィスで在勤している時のみ、代表固定電話からの発信ができませんでしたが、このサービスの開始により、出先でもクライアントや取引先へ代表電話コールが可能となったのです。

「ShaMo!」は当初、東京にオフィスを構える法人が対象で、市外局番も03のみの対応でした。それが今では、全国12都道府県の市外局番が利用できるサービスへと拡充しています。

このサービスがあれば社用携帯も要らない!

これまで多くの企業が社員に支給してきた社用携帯。これが、「ShaMo!」の登場で不要になったといわれます。社員各自がアプリをインストールすれば、会社の代表番号を持つことになり、社員の通話や発着信記録もクラウドで一括管理できます。企業からすれば、社用携帯を購入するコストがなくなり、大きな負担軽減につながるメリットがあります。

クライアントとの連絡もスムーズに運び、業務の効率化も進むことが期待できます。社外にいても、社員はそれぞれ出先からの発信が可能。オフィスに人がいない状態であってもクライアントを待たせる心配はありません。社員が別のクライアントと交渉中で電話に出られない場合でも、社員の誰かひとりが着信すれば良いわけです。それぞれが代表番号を持つことで、会社の立場をより意識した行動も期待でき、なおかつ各々が抱える業務にも専念しやすくなるでしょう。

また、この電話アプリサービスは企業側だけでなく、社員側にもメリットがあります。社用携帯を持っていない、あるいは支給されていない場合、必要であれば社員はプライベート携帯を使ってビジネス通話をしなければなりません。これだと自腹を切らされる可能性も出てきて、社員からすれば損をした気分になるでしょう。「ShaMo!」を使えば、社員間での通話料は無料になる上、それ以外に要した通話料は一括して法人宛に請求されるので、社員が仕事中の通話で自ら料金を負担する必要もなくなります。

ビジネスフォンの機能も併せ持つ

社員ひとり一人が代表番号を持てる「ShaMo!」ですが、市外局番の発着信以外にも便利な機能・サービスを持っています。例えば次ぎの様なビジネス機能です。

  • 社員同士で社内チャット
  • 社員同士の内線
  • 留守番電話
  • 社内アドレス帳

社内アドレス帳があるおかげで、わざわざ個別に登録する必要がなく、アプリでクラウド管理が可能です。取引先の電話番号やメールアドレスを忘れて、誰かに確認する…。この様な手間もなくなるわけです。

「ShaMo!」は、単なる電話アプリというより、ビジネスフォンの機能を兼ね備えた高機能の電話サービスといえるでしょう。サービス機能が充実して、そのうえコストパフォーマンスにも優れていることから、今後ますます利用する企業も増えることが予想されます。

ビジネスで見直される固定電話

見直される固定電話番号の価値

「ShaMo!」の登場で改めて分かったことは、「代表番号の持つ重要性」です。この電話アプリサービスは、事業のスタートアップに活用する事業者が少なくありません。会社を興したばかりの頃は、資金不足で電話回線の工事費用も惜しまれるため、固定電話を引かずスマートフォンで代表窓口を代用するケースも目立ちます。しかし、「代表番号が携帯の電話番号じゃ信頼性を疑われる」という不安から、「ShaMo!」を利用する事業者も少なくない様です。固定電話台数の減少が指摘される昨今ですが、やはり信頼が問われるビジネス現場で重きが置かれるのは、固定電話の番号のようです。

電話代行サービス(株)でも、「03」「06」などの、市外局番の電話番号を貸し出すサービスを提供しております。『全国電話番号 貸出サービス』で、東京や大阪の他、「011」(札幌)、「022」、(仙台)、「043」(千葉)、「045」(横浜)など、12エリア28番号を貸し出しております。このサービスは、オフィスの所在地に関係なく、自由に好きな地域の番号をレンタルできるところが特徴であり、「ShaMo!」と似たようなメリットがあります。オフィスを設けず、固定電話を引かずとも、好きなエリアの市外局番を持つことができるため、新規事業の立ち上げや個人事業のスタート時に役立ちます。

多くのクライアントから信頼を勝ち取るためにも、「ShaMo!」や『全国電話番号 貸出サービス』の様な、“安定の市外局番”が得られるサービスの活用が望まれます。

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