職場でマフラーは?冬のファッションマナー
更新日:2022.10.31スタッフブログ寒い時期はロングブーツやセーター、マフラー、タイツなど、冬のファッションアイテムが欠かせません。しかし、普段はよくてもオフィスでの着用が許されないものもあり、職場のルールに合わせて着こなすのが大切です。今回は、冬に注意したいファッションマナーについてご紹介します。
目次
決まりを守りながらおしゃれを楽しむには?
ロングブーツはOK?
寒い冬に手放せない定番アイテムが、ロングブーツです。通勤中に履いても問題はないのですが、仕事中に履くのはマナー違反。ブーツは本来、外で足を保護したり、防寒したりするためのものであって、室内で履くものではありません。特に、来客者の目に入りやすいフロアで働いている人は要注意。ロングブーツを履いたまま来客を迎えるのはビジネスマナーに反するため、仕事中は脱ぐ様にしましょう。
職場にもよりますが、ロングブーツでの出勤はおそらく問題ないでしょう。出勤前に、オフィスにふさわしい靴に履き替えてから仕事に取り組んで下さい。ロングブーツをオフィスの玄関脇などに置く場合は、消臭剤入りのブーツスタンドを中に入れておきましょう。そうすれば、クタッとしおれて見た目が悪くなることもありません。
ストッキングとタイツのマナー
オフィスでは季節を問わずナチュラルストッキングを履くのが基本です。しかし、冬のナチュラルストッキングは見た目が寒々としており、相手に「大丈夫かな」と気を使わせてしまいます。ファッションのビジネスマナーは、「相手に気を使わせない」「相手に意識させない」が基本。そこでおすすめなのが、厚手の肌色タイツ。特に接客業や制服がある会社で働いている場合、肌色タイツがうってつけです。30~40デニールなら、程よく透け感があって、タイツを履いている様には見えません。
私服勤務を許している企業なら、黒タイツもよいでしょう。ただし、凝ったデザインや柄モノなどは控えたほうがよいかもしれません。無地や、黒・ネイビー・グレー・ダーク柄、リブ柄程度なら、許容範囲です。しかし、網タイツやくるぶしにラインストーンが施されていたり、全体にラメが入っていたりするものは好ましくありません。きれいめの服装に合うものを選ぶのが無難です。
職場にふさわしいセーターの色と素材は?
かつては、職場でスーツの下にセーターを着るスタイルはNGとされていました。しかし、近年ウォームビズなどがはじまったことをきっかけに、着用を許可している会社も多くあります。ここでは、スーツに合うセーターの色と素材をまとめてみました。
薄手のセーター
薄手はスーツのラインを崩さないので、スーツの下に着るのに適しています。職場で許可が出ているのなら、ウールセーターを取り入れてみてもいいかもしれません。
無地
柄入りは私服っぽくなるので、無地のほうが無難です。ワンポイントがついていても問題ありません。柄入りを選ぶ場合は、色数の少ないものにしましょう。
ビジネスに向かない色は?
濃い紫や淡いピンクなどは、色の彩度や明度が高くなればなるほどカジュアルな印象になるので、ビジネスシーンに適していません。黒や紺、灰色などが無難でしょう。
マフラーと帽子をしたままの仕事はNG
オフィスにいるのに、マフラーや帽子を外さないまま仕事をしている人を見かけることがあります。マフラーや帽子は外で着用するもので、室内にいる時は外すのがマナーです。たとえ寒くても、室内でマフラーや帽子をしたまま仕事をするのはよくありません。
ただし、アパレルやクリエーター系、ベンチャー企業など、自由な社風がある会社では、ニットキャップが容認されているケースもあります。ベレー帽やニット帽といったツバがない帽子も、企業によっては室内でかぶることを許可するところも。その様な場合でも、来客者があれば脱ぐのが基本です。
ウォームビズはどこまでOK?
寒い季節に欠かせない暖房ですが、職場によっては節電目的で室温を低めに設定しているところも多いでしょう。そんな時に役立つのが、ウォームビズです。職場の着用でフォーマルな雰囲気を崩さず、オシャレに暖かく着こなす術を次にご紹介します。
ファッションに比較的厳格な職場
スーツの下に防寒着などの着用は控えたほうがベター。寒いシーズンは、発熱・保温機能を備えたタンクトップや靴下などを活用しましょう。目立たない防寒ファッションを心がければ、かたい雰囲気の職場でも上司や顧客と接する際、失礼になりません。
きちんとした服装を好む職場
カーディガンを羽織るか、上着の下にVネックの無地のセーターを着用するのがおすすめ。カーディガンの色は、黒や紺など、地味で目立たない色をチョイスしましょう。
くだけたファッションでもOKな職場
カーディガンを羽織る際は、淡いパープル系など、明るめの色を選んでも差し支えないでしょう。上着の下のセーターも、編み目が粗いニットだとオシャレ感が引き立ちます。
オフィスカジュアルを意識しつつ、自分に合ったウォームビズのコーディネートを心がけましょう。
もちろん、職場のルールや雰囲気を守ることも大事にして下さい。
今回は、ファッションに関してのマナーをご紹介しました。あいさつや社内を歩く時など、普段の行動に関しては『勤務中に重視したいビジネスマナー』をご参考に、より良いイメージを持ってもらえるようにしましょう。
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