フリーマーケットのマナー
更新日:2022.05.09スタッフブログ自由度が高く、販売者・購入者の距離が近いフリーマーケット。よくも悪くも自由度の高さから、マナーが守られずトラブルが起こってしまう場合もあります。しかし、ルールやマナーを把握していれば、未然にトラブルを防ぐことは可能です。今回は、そんなフリーマーケットの基本的なルールやマナー、主なトラブル例をご紹介します。
フリーマーケットにもマナーがあります
フリーマーケットのルール・マナー
「お店とお客さま」という関係がなく、簡単にやり取りができてしまうフリーマーケット。よくも悪くもビジネスマナーは希薄になってしまいがちです。しかし、お互いが気持ちよく取引を成立させるためには、フリーマーケットといえど最低限のルールやマナーを守らなくてはなりません。
ポイ捨てや歩きタバコの禁止
フリーマーケット場内は大勢の人でにぎわっています。ゴミのポイ捨てはもちろん、歩きタバコもよくありません。場内には小さなお子さんもいるので、喫煙をする際はマナーを守り喫煙所で吸う様にしましょう。
値切り過ぎは禁物
値段交渉は、フリーマーケットの醍醐味ともいえます。悪いことではありませんし、値段交渉をするほうも受けるほうも、商品売買の駆け引きを楽しめるよい文化。しかし、値引き過ぎには注意が必要です。フリーマーケットに出品されている商品の中は、売り主の思い入れの込もった私物もあるでしょう。行き過ぎた値段交渉を繰り返してしまうと、売る側のほうも面白くありません。お互い気持ちよく売買できる様に、値段交渉はほどほどに抑えて下さい。
転売の禁止
フリーマーケット会場で購入したものを、自分のブースで転売してはいけません。フリーマーケット本来の意に反する「仕入れ販売」にあたる行為は、禁止している会場がほとんどです。スタッフに見つかると最悪出禁となる恐れもあります。また、仕入れた先の出店者が転売されているのをみたら、どんな気持ちになるでしょうか?会場のルールをしっかり守る様にしましょう。
ブース出店のマナー
フリーマーケットに出店する側も、マナーが求められます。出店スペースが広い場合は気にしなくて大丈夫ですが、周りの出店者と距離が近い時は隣の出店スペースにはみ出さない様に注意しましょう。自分の出店スペースに隣の人の商品がはみ出ていれば、よい気分にならないはずです。フリーマーケットに持ち込んだ商品が多い場合は、特に場所の取り方や整理方法に気をつけて下さい。
フリーマーケットで起きたトラブル
その自由度の高さから、トラブルに発展してしまうケースも多いフリーマーケット。トラブル回避のために、どんなトラブル事例が多いか把握しておきましょう。
「帰宅すると、商品がなかった」
フリーマーケットで販売されている商品はさまざまですが、その中でも出品数が多いのがCDです。購入者の話を聞くと、「帰って開封してみたら、パッケージと中の商品が違っていた」という声は少なくありません。そもそも中に何も入っていなかったという事例もあるほどです。販売している方も単純な入れ忘れの可能性もあるので、お互いが納得できるかたちで取引するためにも、中身の確認は怠らない様にしましょう。また、DVDやその他商品にも同じことがいえるので、購入時は注意して下さい。
洋服の汚れや傷
フリーマーケット会場内で自分の欲しい洋服が売られていても、すぐに購入するのはおすすめできません。思わぬところに傷や汚れが隠れているかもしれないからです。しっかり手にとって確認して、お互いが納得してから購入する様にしましょう。ただし、確認し過ぎは売り手側の気を悪くしてしまう場合もあるため、一定の配慮は忘れないで下さい。
取り置きに注意
フリーマーケット会場では、荷物が増えるのを嫌い、購入商品を先払いにして出品者に取り置きを頼む買い主もいます。取り置きを受け付けている方は買い主の「名前」「電話番号」を必ず聞く様にして下さい。中にはお金を払ったまま、買った商品を忘れて帰ってしまう方もいます。トラブルを避けるためには、取り置きを原則禁止とする方法でもよいかもしれません。
ブランド品購入時にはご注意を
フリーマーケット会場では、さまざまなブランド品も販売されています。市場にはブランド品をコピーした「コピーブランド品」も少なくありません。フリーマーケットでは、購入後にコピー品と発覚しても基本的に返品などはできません。好きなブランド品が安価で販売されていても安易に飛びつかず、購入する時は細心の注意を払って購入しましょう。
また、コピーブランド品の販売・購入は犯罪行為に該当します。コピーブランド品を販売していると思われる出品者がいた場合は、すぐにスタッフに報告する様にして下さい。
買う側も売る側も相手の立場に立つことが大切
フリーマーケットのルールとマナーをご紹介しました。個人間のやり取りで成り立っているフリーマーケットでは、自由度が高い反面、ルールや意識も曖昧になりやすく、トラブルに発展するケースもあります。購入・販売どちらサイドも相手の気持ちになって考えることが大切です。思いやりをもって、楽しくフリーマーケットに参加しましょう。
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