風水で仕事運UP!オフィスに取り入れるポイント
更新日:2023.02.22ビジネス豆知識オフィスの仕事運をアップしたい時には、室内のレイアウトに風水を取り入れる方法があります。上手にレイアウトすると、良い運気が集まりやすくなると考えられています。風水を参考にしながら机や備品の設置場所を決めれば、オフィス全体の運気は高まるかもしれません。今回は風水の基本となる考え方やオフィスに取り入れるポイントをご紹介しますので、職場のレイアウトを考える際にお役立て下さい。
風水の基礎知識
風水は、「気」の力により運気をアップするため古代中国で生まれた思想です。
風水とは
風水は運気アップを目的とする思想であり、身の回りにある気の力を借りて目的の達成を目指します。この思想の起源は、今から約4,000年前の古代中国です。もともと、住まいの建築や村づくりで吉凶を占う時に活用されていました。やがて日本には飛鳥・奈良時代頃に伝わり、陰陽道あるいは土地や家の間取りの吉凶をみる家相として独自の発展を遂げたといわれています。現在、国内では建築分野などに取り入れられ、建物の間取りや水回りの配置を決める場面で利用するケースが主流になっています。
基本は吉方位
風水の考え方は、「吉方位」が基本です。方位にはそれぞれ意味があり、各方位にふさわしい人や物を置けば気の流れは良くなると考えられています。風水では、方位を北、北東、東、南東、南、南西、西、北西に8分割します。このうち4つが良い運気を招く吉方位、残りは凶方位です。吉方位は良い運気を高めるだけでなく、悪い運気を追い出す効果も発揮します。吉方位はすべての方に共通ではなく、生年月日によって変わります。
机周りに置くと良いとされるもの
風水でオフィスの机周りに置くと良いとされるものは、観葉植物、鏡、金属製の文房具や電話です。
観葉植物
観葉植物は、「生気」を象徴するアイテムと見なされています。オフィスの机にパソコンや書類が積まれていると生気は不足しますが、観葉植物を置いて補うと仕事の運気アップにつながります。
鏡
鏡は、気の流れを変える効果が期待されるアイテムです。職場の人間関係が思わしくない場合、悪い運気や攻撃的な気をはね返すと考えられています。机にスペースがなければ小さなサイズでも問題なく、ガラス製の小物も代用できます。
金属製の文房具
金属製の文房具は、金運アップに効果を見込めるアイテムです。金属には「金」の運気があるといわれ、仕事で使う万年筆や名刺入れに取り入れれば仕事の効率アップを含め運気の上昇に役立つと考えられています。
電話
電話は、人間関係やビジネスチャンスの運気を司ると見られています。設置場所に適しているといわれる方位は、円滑な人間関係につながる運気を持つとされる東南です。東南に電話を置けば、良い知らせが届きやすくなると期待できます。
仕事運をアップさせる色とは?
風水で職場全体の仕事運をアップさせるといわれる色は、青、緑、クリーム色、オレンジやゴールドです。
青の効果
青には気持ちを落ち着かせる効果があり、仕事では自分を冷静に客観視しながら作業を進められると期待されます。この効果が周りにも広がれば、職場全体の仕事運アップにつながります。
緑の効果
緑は、「木」の気をもつとされる色です。生命力にあふれる色といわれ、仕事に活気と勢いを与えると考えられています。同時にリラックス効果もあり、疲労回復やストレス解消にも適しています。
クリーム色の効果
クリーム色は、仕事の効率アップを見込める色です。単に作業をスピードアップできるだけでなく、柔軟な発想力や企画力を高めたい場合にも役立つと見られています。
オレンジやゴールドの効果
オレンジやゴールドは、良好な人間関係の構築や実行力の向上をもたらすと見込まれる色です。これら2色でなくても、明るい系統の色は職場で信頼関係を深めたい時に最適といわれています。
注意!風水で悪いとされるオフィス習慣
風水で悪いと見なされ注意したいオフィスの習慣は、トイレや給湯室の汚れ放置、OA機器を中央に集めた配置、換気不足、通路が背後になる座席配置です。
トイレや給湯室の汚れ放置
トイレや給湯室は、もともと悪い運気がたまりやすいといわれています。ずっと汚れを放置すると、悪い運気を軽減できません。良い運気と入れ替えるには、面倒でも日頃から掃除を後回しにせず清潔に保つことが望まれます。
OA機器を中央に集めた配置
OA機器は、収益の低下を招く「殺気」を発生させると見られています。パソコンやコピー機をオフィスの中央に集めた場合、殺気が部屋全体に広がると考えられるため好ましくありません。
換気不足
部屋の換気を怠ると、悪い運気は室内にとどまりやすくなるといわれます。冷暖房を使用する時はドアや窓を閉めたほうが効果的ですが、運気の停滞を防ぐには定期的な換気が欠かせません。
通路が背後になる座席配置
オフィスで座席の後ろに通路があると、気が散りやすくなるものです。仕事に集中できずストレスがたまれば、悪い運気を集めると考えられています。悪い運気を減らすには、通路が座席の前や横になる配置が望まれます。
おすすめレイアウト
風水から見ておすすめと考えられているオフィスのレイアウトは、それぞれの方位にふさわしい備品を配置することです。
東や南東のレイアウト
東や南東は情報関係の運気を司るといわれ、通信業務に使われるFAXや情報の宝庫であるテレビを置くのが適しています。同時に「木」の性質もあるとされるため、観葉植物を置いても良い方位です。
北のレイアウト
北は、「貯蓄」や「水」の運気を意味すると考えられています。背の高い備品を置くと運気は集まりやすくなるといわれるため、オフィスで配置するなら本棚やキャビネットが適しています。
北西のレイアウト
北西はお金を生み出すとされ、「主人の方位」とも呼ばれる方位です。これらの点から、商談で使用する応接室や管理職のデスクを設置するのにふさわしいといえます。また「水」の性質もあるといわれ、水槽の置き場所にも向いています。
南のレイアウト
南は、「火」の性質を持ち、良い運気が生まれやすいといわれる方位です。多くの備品を置くと運気の流れを妨げる可能性があるため、観葉植物を置く程度のすっきりしたレイアウトが望まれます。
引っ越し時に運気アップするなら
オフィスを引っ越す時に運気アップを目指すなら、風水で良いとされる間取り、出入口の向きや立地環境を意識しましょう。
間取り
引越し先のオフィスで金運アップを考えた場合、応接室の間取りは重要です。オフィス内での応接室の位置は、北西が適していると考えられています。北西は上述の通りお金を生み出す方位として知られ、社内会議や取引先との商談に使う応接室があれば金運アップにつながると見られるためです。
出入口の向き
部屋の出入口の向きは、社交運に深く関わります。職場で、社交運アップをもたらすといわれる出入口の向きは西南です。西南は社交性を向上する方位と見なされているため、部屋の出入口があれば良い運気が流れ込むと考えられています。さらに観葉植物を置くと、運気上昇を見込めます。
立地環境
オフィスの立地環境では、とくに前方の道路の広さが大切です。建物の玄関を正面と見なし、その前を十分に広い道路が通っていれば問題ありません。背後には高いビルがあるとオフィスにとって支えになり、両脇は同じくらいの高さなら運気の流れを妨げず理想的といわれています。オフィスの移転時には、室内のレイアウトとともに外のビル配置にも風水の考え方を取り入れてみて下さい。
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