小資本でビジネスを開始!バーチャルオフィス
更新日:2023.04.06スタッフブログ今、バーチャルオフィスが注目を集めています。直訳すると「仮想の事務所」ということになりますが、どのような仕組みのものなのでしょうか。ここでは、どのようなサービスがあり、どんな場面で使えるのかについて説明します。利点についても考察していきますので、導入の参考にしてみてください。
バーチャルオフィスとは
バーチャルオフィスは、事業をするにあたり必要になる住所や電話番号、FAX番号などをレンタルすることができるサービスのことです。特に新たに起業する際には、事務所を借りたり、事務の方を置いたりすると多額の経費が発生しますが、バーチャルオフィスであれば、その経費を節約することができます。
起業時の初期費用を抑えたい場合にはかなり重宝するでしょう。
よく間違われるものに、レンタルオフィスがありますが、レンタルオフィスは住所や電話番号などの他に執務を行う部屋がついています。一方、バーチャルオフィスには、デスクや会議室などがありません。業務を行うための最低限の仕組みだけの提供になるため、低価格化を実現できており、小資本で起業したいと思う方の後押しをしています。
サービスにはどんなものがあるか
バーチャルオフィスでは、電話番号と住所の貸し出しをしてもらえ、自分がビジネス拠点にしたい場所のものをレンタルすることができます。さらにかかってきた電話はあらかじめ指定された固定電話や携帯電話に転送することも可能ですし、電話代行をしてくれる会社もあります。
電話代行を活用すれば、電話代行会社のオペレーターが対応してくれるため、外回りが多くなかなか電話に出られない場合でも信用を失うことがないと言えます。またFAX番号の貸し出しを利用する場合には、届いたFAXの受信連絡や再送信、とどいたFAXをPDFとしてメール送信することも可能です。加えて、郵便受付サービスを利用すると、郵便物をレンタルした住所で受け取り、保管や、転送することができます。
どんな場面で使えるか
バーチャルオフィスは、小資本でビジネス展開したい方や開業時の初期費用を抑えたい方だけでなく、様々なシチュエーションで便利に活用することができます。たとえば、運営しているECサイトに掲載する住所や電話番号を会社の拠点としてふさわしい場所にしたい場合にも使うことができます。さらに、今は自宅兼事務所として運営しているが、事務所の住所を独立して持ちたい場合も便利に使用することができるでしょう。
加えて、事務所はあるものの、来客がほとんどないため、事務所にかかる固定費をカットしたい場合にも活用できます。また、イベントなどで一時的に拠点や電話を持つ必要がある場合に電話代行を含めて使用する業者もいらっしゃるようです。このように様々な現場において、利用価値が高いと言えます。
どんなメリットがあるか
バーチャルオフィスのメリットは、第一に価格が安いことです。そのため、小資本でビジネスを始めたい人に特におすすめです。また、すぐに利用開始できることもメリットの一つです。事務所を借りたり、事務所に配置する人員を確保したりする場合には、通常最低でも数週間、この人手不足のご時世ではさらに長い期間を要する場合があります。そうなると、ビジネスチャンスを逸してしまう原因ともなりますので、バーチャルオフィスで早い展開を目指すことには大きな価値を見出せます。
さらに貸し出された住所や電話番号などは名刺などに印刷できます。住所をビジネス拠点の都心などにすると信用力が上がる場合がありますので、これもメリットと言えるでしょう。
まとめ
バーチャルオフィスでは、住所や電話番号・FAX番号など事業展開に必要な最低限のサービスを借りることができます。価格も安く貸し出しに要する時間も短縮できるため、小資本でビジネスを始めたい人を始め、多くの方に利用価値がある仕組みと言えます。加えて、電話代行を使い秘書機能を持たせることで、仕事の幅はさらに広がることでしょう。
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