ビジネスマンの知恵とマナーが学べる映画・ドラマ

更新日:2022.05.06スタッフブログ

握手をするビジネスマン

映画・ドラマから学ぶビジネスマンとしての生き方

成果、評価、失敗、人間関係……。ビジネスの世界には、さまざまな壁や悩み事が待ち受けています。仕事との向き合い方や上司との付き合い方で思い悩んだ時は、ビジネスマンの姿をたくましく描いた映画・ドラマを観てみましょう。そこでは、厳しい社会を生きる私たちを勇気づける言葉や姿勢、取り組み方が学べるでしょう。今回は、そんなビジネスマンとして生きる知恵がもらえる4本の映画・ドラマをご紹介します。

ザ・エージェント

あらすじ

大手スポーツ代理店のエージェントとして、数多くのアスリートたちを有利な条件の契約に導いてきたジェリー。敏腕の彼は、徹底した営利主義・合理的思考の持ち主で、利益追求のためならクライアントの立場も無視して突っ走る強引さがありました。そんな自分のやり方に疑問を抱いた彼は会社の意向を無視する企画書を提案して解雇され、フリーの身となります。これまでの考え方、生き方を捨てたジェリーは、さまざまな人との出会いの中で、新たな自分を見いだそうとする、そんなビジネスマンの成長物語です。

企画書に取り組む姿勢

ビジネスマンにとって、企画書提案は重要な仕事です。ジェリーが解雇のきっかけとなった提案書は、会社の利益を無視し、クライアントの立場に沿って書かれたものでした。それがあまりに極端な内容だったため、上司に睨まれて解雇処分を受けてしまいますが、クライアント目線という姿勢は企画書作りの重要なポイントであり、多くのビジネスマンが見習うべき姿かもしれません。

アベクン

あらすじ

「社会人としての心構えやマナーをドラマで学ぶ」をコンセプトに制作された、初のビジネスマナードラマです。ビジネスマン1年生のアベクンは、会社で恥をかかないため、「ひろこ先生」のもとでビジネスマナーを学びます。おっちょこちょいでとにかく失敗の多いアベクンでしたが、ひろこ先生の心温まる指導を受けながら少しずつ社会人としての常識や教養、マナーを身につけていきます。ダメ人間ながら向上心とひたむきさを持つひとりの社会人が、ビジネスマナーを自分のものにすることで成長していく物語です

経験豊富なマナーコンサルタントが指導!

ドラマに出てくるひろこ先生は、国会議員の秘書経験もあるマナーコンサルタント。企業300社以上に実践的なマナー指導を行った経験を活かし、ドラマでも名刺交換や感じの良い表情の作り方、好感をもたれる服装、ファッション、あいさつの基本などをレクチャーします。主人公のアベクンが成長していく姿とともに、ビジネス現場で役に立つマナー知識を視聴者も一緒に学べます。多くのビジネスマン、とりわけ新社会人におすすめのドラマです

プラダを着た悪魔

あらすじ

ニューヨークで報道記者として活躍するのが夢の主人公・アンドレ。ファッションに全く興味のない彼女でしたが、なぜか面接に行ったところの一流女性編集長・ミランダの目にとまり、出版社で働くことになります。とにかく仕事に厳しいミランダに揉まれながら失敗し、時に大きなプロジェクトも成功させて徐々に社内で認められる立場となるアンドレ。ソリが合わないと思っていた上司のミランダに対しても、徐々に信頼と尊敬のまなざしを送る様になります。しかし、もともと持っていた報道記者になる夢を叶えるため、出版社をやめて大手新聞社に就職する道を選ぶのでした。

職場環境に合わせる意識

入社当初は、「ファッションに興味も関心もない自分がなぜ」と自分の置かれた環境に納得のいかなかったアンドレでしたが、そんな彼女もその会社に身を置くからには「職場の環境に自分から合わせなくては」と気持ちを切り替え、自分なりにファッションを学ぶ様になります。それまでは全く興味のなかったブランド品の靴や洋服にも目を向ける様になり、彼女の中で新しい自分が芽生えていきます。それもすべては仕事で結果を出すため。「自分には向いていない」「もともと好きな仕事じゃない」と愚痴をこぼすのではなく、仕事と向き合い努力する姿は、ビジネスマンの鏡といえるのではないでしょうか

マイ・インターン

あらすじ

70歳のベンは、会社退職後も社会とのつながりを維持するため、インターンとして急成長中のファッション通販会社に入社します。そこで待っていたのは、やり手の女社長・ジュールズ。彼女の下で働くことになったベンですが、敏腕社長からはお荷物扱いされる日々を送ることに。そんな中でも、ベンはこれまでの経験と知識を活かし、自分なりに仕事を見つけて徐々にジュールズの信用を勝ち取っていく様になる、というストーリーです

自分で仕事を見つける姿勢

「あなたにお願いする仕事はない」ベンは入社初日からそう言い放たれます。40歳も年の離れた女性に冷たくあしらわれると、主人公でなくても怒り心頭に発するところ。しかし、ベンはそこで自分を見失うのではなく、「社長にとって必要となる人材」になるための努力をはじめます。彼女が「まばたきしない人が苦手」という情報を知れば、鏡を前にごく自然にまばたきをする練習を開始。荷物を運べない女子社員がいれば、率先して手を貸してあげる。そんな小さな努力を少しずつ積み重ねることで、社内における自分のポジションと、社長からの信頼を勝ち取っていきます。仕事を与えられるのを待つのではなく、自ら取りにいく姿勢は、どんな業界で働くビジネスマンにも求められることではないでしょうか

今回ご紹介した4本の映画・ドラマは、いずれもビジネスマンとしての心構えと基本的な姿勢を学べる作品です。機会があればご覧になり、明日からの仕事の糧にして下さい。

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