取引先を訪問するときのビジネスマナー
更新日:2022.05.02スタッフブログ営業マンが真っ先に心がけておきたいこと。それは取引先やお得意先の“訪問の仕方”ではないでしょうか。気持ちのよいトークやさわやかな外見も大切ですが、アポイントや入室の時点でつまずいてしまえば、肝心の取引の場面に影響することも。スタート時点で痛恨のミスをしてしまわないために、しっかり気を引き締めて取引先の門をくぐりましょう。今回は、取引先を訪問するときのビジネスマナーについてお話します。
ビジネスマンが訪問する際のマナー
アポイントの取り方
相手先を訪問。のまえにまず「アポイント」を取るところからスタートします。まず優先するべきは相手のスケジュール。かといって自分の都合もあり、別の訪問先を伺う日程もあるでしょう。そのため、「お手数ですが、3日ほど都合のよい日をお知らせ願えますか」とお伺いを立てます。そして自分の都合が合わなければ、「申し訳ありません。あいにくその日は空いておりませんので、○月○日はいかがでしょうか」と代案を提示して下さい。「いつでもいい」と言われた時は、「それではお言葉に甘えて、○月○日にお伺いさせて頂いてもよろしいでしょうか」と丁寧に尋ねましょう。
入室時のマナー
まずインターフォンを押す前に、服装をチェックしましょう。ネクタイ、襟元など、着衣に乱れがあっては失礼になります。マフラーやコートは、通される前に脱いで手に持つのが入室時のマナーです。ノックは基本3回で。ゆっくり、やさしい感じで叩いて下さい。「どうぞ」と声がしたら、「失礼します」と言って扉を開けます。入室したら、相手にすすめられるまで着席は遠慮しましょう。コートやマフラーなどをテーブルの上に置いて待つのはもちろん失礼です。それらを掛けるものがなければ、見えない様に膝上に置くか、足元に置く様にしましょう。
応接室に案内された時のマナー
応接室に入室し、座って待つ様に案内を受けたら、「ありがとうございます」と断ってから着席します。座る席は、入り口から遠い上座。この時、謙遜して下座に座るのはマナー違反です。たとえ大切な取引先でも、訪問した以上はあなたがお客さまです。相手に気を使わせないためにも、上座に座って待つのがビジネスマナーだと心得ましょう。何事もはじめが肝心といいます。気を張りすぎるのは良くありませんが、常識とマナーをおさえた訪問を心がけて下さい。
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