テクニカルスキルとは

2020.05.05ビジネス豆知識
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テクニカルスキルは、ロバート・カッツ教授が、管理者には3つのスキル「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアスキル」が必要だと提唱したビジネススキルの一つです。テクニカルスキルは職務を遂行するために必要なスキルです。優れた技術や豊富な知識を職務に活用して企業に貢献できるスキルです。今回はテクニカルスキルについて紹介します。

テクニカルスキル

 

「テクニカルスキル」

米国の経営学者でもありハーバード大学教授でもあるロバート・L・カッツ教授が提唱した管理者に必要とされスキルの一つです。日本語では業務遂行能力と訳されます。まさしく業務遂行に特化したスキルです。職務を遂行するのに欠かせない技術や知識を活かし適切に業務をこなす力です。カッツ・モデルでも言われているように、テクニカルスキルが一番必要なのは現場で働く人材です。一般社員クラスの人材に求められるスキルです。

テクニカルスキルを必要とする人材に若い人材が多いのは企業の長期的に見た戦略でもあります。現場で働く人材にしっかりとテクニカルスキルを身に付けて将来の幹部候補になってもらい会社を背負って欲しいと考えるのは当然です。もちろん、一般社員クラスではなくリーダークラス、経営幹部クラスになればヒューマンスキルもコンセプチュアルスキルも必要ですが、まずはテクニカルスキルをということです。

テクニカルスキルは、PCスキル(エクセルやワード、パワーポイントなどが使える)専門的な知識や技術のことです。営業職なら、提案力や新規顧客開拓能力。教育職なら、指導力やコーチング力。福祉関係では介護技術や医療知識がテクニカルスキルです。ただ、テクニカルスキルを磨くなら、どこでも使えるテクニカルスキルを身に付ける方が良いです。もちろん、一つのテクニカルスキルを極めることは素晴らしいことです。いわゆる職人さんと呼ばれる人です。自分にしかできないテクニカルスキルを身に付けることができたら、全く問題ありません。

ですが、自身のリスク管理という点からみれば、その現場でしか使えないテクニカルスキルでは、違う仕事に活かすことができません。色々な場面で使うことができるテクニカルスキルを持っておくことが自身の強みにも繋がります。もし万が一、自身や企業にトラブルが発生しても大丈夫です。何があっても慌てることなく対応できるテクニカルスキルを身に付けておけば、変化の早い時代に流されることも少なくなります。

身に付けておくと良いテクニカルスキル

商品知識と市場理解能力

商品知識とはまさしく商品のことを理解できているのかということですが、ここでいう商品知識は自分が所属していた企業の商品知識だけでは物足りません。自分が製造、販売していた商品についての理解はもちろん、競合他社の類似商品についても理解しているのか。また、市場のニーズや先の見通しはどうなのか。他の商品についてもどのくらい理解できているのかが大切です。自分が所属している業界のことなら何でも分かるくらいの商品知識と現在の市場理解、今後の市場予想などができると素晴らしいテクニカルスキルになります。

文書作成能力

ただ、単純にワードやエクセルで作成するだけでは素晴らしいテクニカルスキルとは言えません。誰が見ても分かりやすい、読みやすい文書を作成できるスキルはとても重宝されます。伝えたい要点を分かりやすく文書にすることは練習すれば可能です。改行や句読点を正しく使えるようにしておくことも大切です。文書は誰でも簡単に作成することができますが、読みやすい、分かりやすい文書を作成するのは訓練が必要です。身に付けると素晴らしいテクニカルスキルになります。

情報収集能力

論理性が求められる業種や職種には非常に有効なスキルです。企画や開発、研究などがそうですが、迅速に適切な情報を収集できる力はとても大切なテクニカルスキルになります。

マネジメント能力

ヒューマンスキルと関係してきますが、マネジメントする能力もテクニカルスキルです。誰もができることではありません。チームのリーダーとなって仕事をこなすことは大変です。一人一人違いますので、全ての人に合わせた対応ができなければいけません。マネジメント能力だけは経験も必要になってきますので、一人で勉強をして身に付けにくい能力かもしれません。ですが、今後のことを考えるとマネジメント能力があるかないかで違いが出てきます。ぜひとも身に付けたいテクニカルスキルです。

テクニカルスキルを高める方法

自身で研修に参加したり勉強をしたり、経験を積んで学んだりすることが大切です。それ以外には所属している企業のOJT研修やOFF-JT研修を利用して高めることができます。また、テクニカルスキルを磨くのはもちろんですが、ヒューマンスキル、コンセプチュアルスキに関しても自身で高めていく努力が未来に繋がります。テクニカルスキルだけでなくヒューマンスキルもコンセプチュアルスキルもバランスよく身に付けていくことが大切です。

今回はカッツ・モデルの3つのスキルの内の一つであるテクニカルスキルについて紹介しました。テクニカルスキルは業務の遂行に特化した能力です。身に付けることで自身の自信も能力も高まります。テクニカルスキルはビジネスマンにとって必須の能力です。何事も少しずつの努力が大切です。テクニカルスキルを磨くことが未来に繋がります。

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