会社のお金を管理する大事な仕事!経理の業務内容は?

2020.01.15スタッフブログ
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企業のお金に関する業務を一手に引き受ける経理。しかし、経理の仕事について詳しく知らない方も多いでしょう。そこで今回は、経理の仕事内容ややりがい、活かせる資格までご紹介します。

経理

 

経理の仕事は

経理の仕事をひとことで表すなら、「会社の活動を記録し、数字で表すこと」でしょう。会社は、規模が大きくなればなるほど、多くの活動をしています。その活動に関する情報を集め、簿記によって記録するのも経理の業務のひとつです。

また、企業活動を続けるには、会社にいくら利益が出ているのか、どんな資産があるのか把握しなければなりません。経営陣や株主は、経理が作成した財務諸表や決算書などを見て今後の経営判断をします。

経理担当が報告を受けるお金に関する情報は、ほかの部署や社員が行った仕入れ・製造・出張費などを含みます。そのため、ほか部署や社員との連携も欠かせないといえるでしょう。

 

 

経理の業務一覧

一口に「お金に関する業務」といっても、さまざまな種類があります。以下では、経理の業務について、扱うお金の種類に着目してご紹介します。

 

仕入れに関するお金の管理

製造業や販売業など、多くの会社では自社の製品やサービスを広めるために必要な仕入れを行います。そこで必要となる仕入れ管理や買掛金の管理なども経理の仕事の一環です。業種によってはほぼ毎日仕入れを行うため、経理の業務の多くを占めています。

 

売り上げに関する管理

会社経営にとって、売り上げがいくら発生しているかは見逃せません。売上金や売掛金の管理、請求書や領収書の発行なども経理が行う業務のひとつです。売り上げに関する情報がなければ仕入れを行うのも難しくなるので、会社運営を円滑にするために必要不可欠といえるでしょう。

 

現金や預金の管理

会社には、現金以外にも預金・小切手・手形など、さまざまな資産があります。今あるお金に関する管理を行うのも経理の仕事です。また、会社に特別な資産がある場合は、減価償却の手続きを行う場合もあります。

 

財務状況のまとめ

月末や決算期に忙しそうにしている経理の方を見たことがあるでしょうか。月次決算や年次決算などを作成し、会社の財務状況についてまとめるのも経理の大事な仕事です。前述のとおり、経理が作成した書類をチェックしながら、経営陣や株主は今後の会社運営について議論します。

 

給与や社会保険料の計算

会社勤めをしていると、毎月給与が振り込まれ、社会保険料や年金などが自動的に支払われるケースがほとんどです。その計算業務をしているのも経理です。毎月の給与に加えて社会保険料を計算し納付しています。また、年の瀬には源泉徴収の過不足についてチェックする年末調整も行います。

 

税金の計算と納付

会社が納める税金の計算と納付を行うのも経理の仕事です。所得税・法人税・消費税・法人住民税などを計算し、適切に納付します。税金の種類によって毎月発生するものと、年に1回発生するものがあるので、時期によって取り扱いが異なります。

 

 

経理の仕事のやりがい、魅力

日々数字に追われることの多い経理の仕事は、絶対にやりたくないという方もいるかもしれません。経理の仕事のやりがいや魅力は、どんなところにあるのでしょうか。

 

お金の専門家として扱われる

生きていくうえで、お金に関する知識は必要不可欠ですが、会社のお金を適切に管理できる方はそれほど多くありません。そのため、お金の専門家である経理は、会社内でも一目置かれる存在です。年齢や性別に関係なく、実務経験を積んで勉強を続けられる方であれば正しい評価を得られます。

社員から「ここはどうすれば良いですか?」と頼りにされると、さらにやりがいを感じるでしょう。

 

会社の動きをすべて数字で把握できる

営業部は自分が担当している製品やサービスに詳しいでしょう。人事部は、会社内の人間については詳しいはずです。しかし、経営者以外に会社全体の動きを知っている方はそれほど多くないはずです。

経理部は、製品の原価や売り上げ・人件費・製造コストなど、会社内のありとあらゆる内容を数字に置き換えて理解しています。つまり、会社の動きをすべて把握しているといっても過言ではありません。会社によっては、社長より経理のほうが詳しいこともあるかもしれません。

 

転職のハードルが低い

経理に関する能力は需要が高く、転職のハードルが比較的低いのも大きな魅力のひとつです。経理部があるかどうかは別にして、経理を行っていない会社は存在しません。どんな小さな会社でも、お金の管理をしているはずです。

そのため、経理に関する能力をある程度身につけていれば、どこの会社でも働くことが可能です。特に簿記の資格を持っていると重宝されます。

万が一自分には合わない会社に入ってしまっても、能力を活かして別の会社で働けるなら気持ちも楽になるはずです。

 

自分の生活にも活かせる

経理の仕事で身についたお金に関する知識は、自分の実生活にも活かせます。経理の仕事をしていると、無駄を感じ取る能力が高まります。そのため、家計でも無駄を減らして効率的に資産を蓄えられるでしょう。

 

 

経理の仕事に活かせる資格

経理の仕事をする際、必ず取得しなければならない資格はありません。しかし、持っていることで就職しやすくなる、待遇が良くなる資格はいくつかあります。以下では、経理におすすめの資格をご紹介します。

 

日商簿記検定

経理でもっとも知名度が高く、持っていると有利に働く資格は日商簿記検定です。基本的な会計知識や財務諸表を作成する力があることを証明でき、即戦力として企業に採用される可能性が高まります。有名な資格であり、大学在学中に取る方も多いので、経理の仕事をしたいと考えているなら挑戦してみても良いかもしれません。

簿記には3級から1級まで存在しますが、ビジネスの実務で評価されるのは2級以上といわれています。キャリアを目的として資格を取得するなら、2級以上にチャレンジしましょう。

 

ファイナンシャルプランナー

お金のプロであることをアピールするならファイナンシャルプランナーがおすすめです。経理業務だけでなく、株や税金・投資・相続など、日常生活のありとあらゆるお金に関する知識を身につけられます。お金に関する知識が豊富な点は、経理の仕事でも役立つはずです。

 

MOS

経理業務は主にパソコンで行われ、WordやExcelなどを使用します。MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)は、オフィスソフトのスペシャリストであることを証明できるので、日常業務をより効率的に行えるでしょう。

 

FASS検定

簿記と比べてより実務的な視点で役立つのがFASS(Financial Accounting Skill Standard)検定です。資産や決算、税務など、簿記より広い範囲を深く理解していなければ取得できません。

有名企業が導入していることで話題となった資格で、取得していると転職の際に評価されやすい傾向にあります。

 

 

経理に向いている方の特徴

経理の仕事をするうえで、お金に関する知識を持っていたほうが有利なのはもちろんです。それ以外に、経理に向いている方にはどんな特徴があるのでしょうか。

 

コミュニケーション能力が高い方

「経理はパソコンに向かってお金の計算をすれば良い」と思っている方もいるかもしれません。しかし、売り上げや現金の管理、税金関係の処理などは同僚や先輩とコミュニケーションをこなしながら進める必要があります。資金繰りをめぐって金融機関に出向くこともあるでしょう。

積極的にコミュニケーションを取り、問題を解決する意欲がある方が経理の仕事に向いています。

 

論理的思考が得意な方

経理は一定の会計ルールにのっとって仕事をします。未知の問題に直面した時も、会計基準に従って処理する能力が求められます。

そのため、経理に必要とされるのは奇想天外な発想力を持った方ではなく、論理的な思考で今までのルールから解決策を導ける方です。

 

勉強し続けられる方

経理の現場には、常に新しいルールや法律が導入されます。そのため、就職後も好奇心を持って勉強し続け、今までと異なる点にも柔軟に対応する必要があるでしょう。

 

 

会社のすべての動きを数字で把握している経理。その仕事は多岐にわたり、会社経営において重要なものばかりです。未経験でも就職できますが、簿記の資格ひとつ持っているだけで評価は変わります。転職やスキルアップを見据えて、チャレンジしてみるのも良いでしょう。

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