友達や職場の同僚からお金を借りるマナーについて
更新日:2022.05.02スタッフブログ先日の、「お金にまつわるビジネスマナー」にも書きましたが、友達や職場の同僚からお金を借りる時のマナーについて、もう少し付け足したいと思います。お金に困っても、友達や、親しい同僚に頼めば貸してくれると思います。しかし、付き合いの深い相手でも、優しさに甘えてはいけません。金銭トラブルにより信用を失わないために、友達や会社の同僚からお金を借りるマナーとリスクについて説明いたします。
お金を借りるなら相手の優しさに甘えないこと
友達からお金を借りても、必ず返すこと
たとえ友達・同僚からであっても、借りたお金は必ず返さなければいけません。それが相手の親切な行為に応える、最低限のマナーです。たとえ金額が少なくても、返さない理由にはなりません。また、お金を貸してくれる人は催促してこない可能性も高いですが、優しさに甘えてはいけません。
たしかに、友人同士の貸し借りは口約束で済まされる場合が多く、借金を証明するのは難しいと言われています。そのため、法的手段に訴えられず、泣き寝入りするパターンもあります。しかし、証明できなくても許されるわけではなく、事件に発展する危険もあります。そんな悲しい事態を避けるためにも、借金したら返すのがマナーです。
また、会社の同僚からお金を借りて返さなかったら、あなたの社内の評判は著しく低下することが予想されます。会社にとっても、あなたにとっても何も良いことはありませんので、ひとりの人間として借りたものは返さなければなりません。
きちんとお礼を言う
友達からお金を借りた場合、返せば終わりではありません。相手は困っている友達を助けたいと思って、お金を貸してくれたはずです。きちんとお礼を言わないと、感謝の気持ちは伝わらず相手の親切心を無下にしてしまいます。
たとえ催促されて嫌な気持ちになっても、顔に出したら相手を傷付けてしまいます。なぜなら、友達もやむを得ず催促していることが多いからです。友達の事情も理解せず気分を害されたからお礼を言わないのは、明らかにマナー違反です。
友情は、一朝一夕では成立しません。これまで長い時間をかけて築き上げてきた信頼関係を維持するためにも、きちんとお礼を言うことは大切です。
利息は払うべきか?
親しい間柄では何かと口約束で済まされ、借金についても例外ではありません。たとえば、返済期限や利息など細かい取り決めは省かれるため、いざ返すとなると払うべきか迷うと思います。
法律上は、お金を貸した相手に関係なく利息を請求できます。ただし、金利は法律で上限が決まっていますから、それを超えれば違法です。また事前の取り決めが必要ですから、返済する時点で急に請求されても払わなくて大丈夫なのです。
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