フリーダイヤルに関する商標について

更新日:2022.05.02スタッフブログ

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「0120」からはじまるフリーダイヤル。この無料通話サービスのことを知らない人は少ないでしょう。通信販売で商品を購入する時、コンサートやイベントなどの参加申し込みをする時、美容室や歯医者を予約する時など、さまざまなシーンが思い浮かびます。しかし、これがNTTのみが使える商標であることをご存じでない方は多いかもしれません。無料通話サービスには、通信会社それぞれの商標があり、呼び方も異なります。
今回は、マメ知識としてフリーダイヤルを含めた無料通話サービスの商標についてご説明します。

無料通話サービスのさまざまな商標

フリーダイヤル

フリーダイヤルとは、NTTコミュニケーションズの商標のことです。そのため、ほかの通信会社が提供する無料通話サービスには、このロゴを使用できません。
フリーダイヤルのシンボルカラーはグリーンです。そのほか、オレンジやブルー、グレー、墨色などがあります。これ以外の色を使用すると規定違反となるため、注意が必要です。

フリーコール

フリーコールはKDDIが商標登録しているロゴマークです。KDDIの無料通話サービスを利用する企業が、このマークを使用することになります。KDDIが提供するフリーコールには2種類あり、シンプルな機能でコスト的にもお得な「フリーコールS」と充実した機能が売りの「フリーコールDX」がそれです。番号は「0120」もしくは「0800」のいずれかを選べます。

フリーコールスーパー

フリーコールスーパーとは、ソフトバンクが提供する無料通話サービスで、これもやはり同社のみが使えるロゴマークです。ユーザーのニーズに合わせてサービス機能を充実・強化できる点が特徴です。
覚えやすい番号を電話番号に設定できるなど、ユーザー目線のサービスで多くの人気を呼んでいます。スピーディーな切り替え工事で余計な手間もかかりません。

フリーボイス

フリーボイスとは、アイエフネットとフュージョン・コミュニケーションズが提供する、無料通話サービスです。あまり聞きなれないかもしれませんが、回線にIP電話を利用しているため、通話料が他の無料通話サービスより安い、というメリットがあります。
また、フリーダイヤルでは対応しきれない携帯電話や全国地域への対応も可能で、使い勝手の良いサービスです。より電話代のコストカットを望むユーザーに最適のサービスと言えるでしょう。

この様に、各通信会社によって商標、呼び方共にさまざまです。正直、機能面ではさほど大きな差はありませんが、利用目的によって最適な無料通話サービスを活用してみて下さい。

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