単身赴任でインターネット回線を選ぶ際のポイント

更新日:2022.05.02スタッフブログ

インターネット回線に使用するケーブル

サラリーマン生活を送っていると、住み慣れない場所での単身赴任を命じられる日が来るかもしれません。一時的にも新しい住まいへ転居するわけですから、インターネット回線もどんな方法を選ぶか決めなくてはなりません。今回は、単身赴任で注意したいインターネット回線の選び方についてご説明します。

自身のネットの利用ニーズに適した回線を

どんなネット利用を望む?

ネット環境を巡る技術が目覚ましく発達した今の時代、有線・無線とさまざまな利用方法があります。実際に回線の種類を選ぶ前に、どんなネット利用を望むのか?自身の生活パターンやパソコンの利用状況から探ってみましょう。

  • 単身赴任はどれくらい?
    インターネット契約を結んだ経験がある方はご存じでしょうが、どんなプロバイダー業者に依頼する時でも、ネット契約には「○○年契約」というふうに、年数の縛りがあります。契約内容によっては、満了前に解約すると違約金を課せられるケースもあります。単身赴任の期間が1年しかないにもかかわらず、2年契約プランを選んでしまうことのない様に注意したいものです。
  • 利用具合はヘビー?ライト?
    どれくらいインターネット環境に依存しているかも、ネット回線選びに大きく影響します。動画配信サービスも頻繁に利用して、音楽ダウンロードサービスも多用すると言うヘビーユーザーであれば、快適な通信環境が担保できる有線がおすすめです。反対に、ゲームも音楽も映画もネット環境では利用しないと言うライトユーザーは、料金と通信環境のバランスのとれた無線サービスが最適でしょう。
  • ネットを使う場所は自宅だけ?出先でも?
    自宅限定でインターネットを使う人もいれば、喫茶店やファミレス、電車の中でもパソコン作業する人もいます。単身赴任先でのあなたの使い道はどちらでしょうか?それによってインターネット回線選びも変わってくるでしょう。前者であれば有線タイプ、後者であれば無線タイプがおすすめです。

有線の設備状況は?

使いたいインターネット回線があっても、それがお住まいの建物に引かれていなかったら、新たに引き込み工事して付設する必要があります。しかし、建物によっては利用回線が決まっているところもあるため、入居前に確認しておく様にしましょう。

また、光回線、ADSL回線の場合、居住地が対応エリアの範囲内であるかどうかの確認も必要です。希望するネット回線があっても、建物の設備状況や条件次第では利用不可となるケースも多いため、単身赴任が決まったら早めにリサーチしておくことが肝心です。

さまざまなネット利用方法

インターネットにはさまざまな回線の種類があります。それぞれの特徴、メリット・デメリット、コストパフォーマンスなどを比較して、賢く選びましょう。

  • フレッツ光回線
    フレッツ光は、NTT東日本や西日本が提供するインターネットサービスです。大容量の送受信もスムーズで、ストレスを感じさせない回線速度の速さが大きな魅力です。通信環境の快適性だけ見れば、どの回線よりもすぐれていると言えるでしょう。
    しかし、落とし穴もあります。集合住宅で、周囲の住人が大量の情報送受信サービスを利用していれば、回線が混み、通信速度も低下してしまいます。回線速度のキャパシティをフルに使えるわけではなく、周囲の利用状況に左右されるデメリットを考慮する必要があります。
  • ポケットWi-Fi
    無線でインターネットを利用する方法で、回線工事など一切の手間なく使えるのがメリットです。また、自宅だけでなく、外での利用も可能。小型のルーター機器を持ち運ぶだけなので、負担もなくいつでもどこでも手軽にネット利用が楽しめます。初期費用もそうかからないことから、コストパフォーマンスにもすぐれています。
    ただし、フレッツ光ほど回線速度は速くなく、安定性にも欠けます。使う建物や場所によっては電波が思う様に受信できず、ストレスを感じてしまう可能性もあるでしょう。
  • テザリング
    テザリングとはスマホのネット環境とシェアするかたちで利用する方法です。スマホがあればすぐにでも利用可能です。これもポケットWi-Fiと同じく無線なので、外出先でもインターネットが楽しめます。
    ただし、通信量はスマホのパケット契約プランに縛られるため、容量オーバーで使い続けると思わぬ高額の料金を請求されるため、使い過ぎには注意が必要です。加えて、スマホのバッテリーの減りが急激に早くなるデメリットも抱えます。

単身赴任におすすめはポケットWi-Fi?

主流のインターネット回線の種類を見てきましたが、単身赴任で最適な利用方法は、ポケットWi-Fiと言えるかもしれません。なぜなら、有線タイプの様に工事も必要なく、契約後すぐに利用できるからです。建物の既存設備に制限されることもありません。
解約に伴う違約金のリスクもありません。フレッツ光であれば、固定回線なので、契約満了前に単身赴任の期間が過ぎて解約となれば、違約金が発生することも。しかし、場所を問わない無線のポケットWi-Fiであれば、解約することなく引越し先でも継続して利用が可能です。

以上の様な理由から、単身赴任という生活環境に最適なのはポケットWi-Fiではないでしょうか。しかし、最初に述べた通り、まずはネットの利用ニーズを確認し、自分に合った最適の回線を選ぶのがベストです。

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