職場でお土産やバレンタインはわたす?わたさない?
更新日:2022.05.09スタッフブログ旅行のお土産物、バレンタインチョコなど、昔は当たり前だった職場での習慣。あなたの会社では今、どうしていますか?まだ慣習として行われているところもあれば、完全に禁止しているところもある様です。「時代も変わってきたし、続ける必要はないかな、でも…」と決めかねているところもあるでしょう。以下の記事をお読みになって、今後の判断材料にして下さい。
昔からの習慣、あなたの会社ではどうしていますか?
旅行に行ったら、必ずお土産は買わなきゃいけない?
休暇を使って日本の四季を感じる旅や、流行っている場所に出向いたり、はたまた長期の海外旅行をエンジョイしたり、と楽しい旅行を計画中の方も多いでしょう。
そこでふと考えてしまうのが、職場にお土産を買ったほうがいいのかどうか、ということ。実際のところ、旅行先でお土産を買う行為について、どの様に思っている方が多いのでしょうか?とある調査によると、「旅行のお土産を職場で配る習慣があったほうがいい」と答えた人は、全体の約30%。なくていいと答えた人は約70%になったそうです。
職場へのお土産賛成派の意見
- 思い出話を聞くことでコミュニケーションがとれる
- 率直にお土産をもらえるとうれしい
- 普段あまり話すことがない人と話すきっかけになる
- 休暇をとらせてもらったお礼として届けたい
職場に旅行のお土産を配る習慣があってもよいと考える人は、お土産をわたしたり、もらったりすることで人間関係が円滑になると考えている方が多い様です。
職場へのお土産反対派の意見
- 人数分のお土産を用意するのは負担が大きい。かといって数人分だけ用意するのも後々面倒なことが起きそう
- 仕事とプライベートは分けたい
- 時間的にお土産を選んでいる暇がないこともある
- いちいち好みを考えながら選ぶのは疲れる
- 旅行に行かない人はお土産をわたす機会がないから、かえって気を使わせてしまう
- お土産をわたしても特にお礼がない
一方で、お土産はいらないと考える人は、お土産購入にかかるコストや手間暇を気にする方が多い様です。少人数の職場ならともかく、大人数の職場だとお土産代も高額になりますし、旅行カバンがかさばるなど何かと負担がかかります。また、せっかくお土産をわたしても、お礼の言葉もなかったら悲しくなってしまうでしょう。
会社仲間にお土産を用意することで、職場コミュニケーションがよりとれるといったメリットはありますが、職場環境によってはその行為がストレスになることもある様です。結論をいうと、「個人の自由」といっていいかもしれません。あくまで個人に任せて、ルール化・慣習化させない空気作りが大切でしょう。
義理チョコでも送るべき?
バレンタインデーは、好きな相手に告白するチャンスの日、ともいえます。日本では、日頃のお礼を兼ねて送る方も少なくありません。一般的に女性から男性にチョコをわたす習慣となっていますが、職場で男性の上司や同僚・後輩に義理チョコを送らないと人間関係に影響を与えてしまうのでしょうか?
実は最近、義理チョコ禁止の企業が増えている様です。企業によっては、社員間のお歳暮・お中元の贈答もなしにしているところがあります。これらの行為を互いに負担をかけるだけの“虚礼”と考え、バレンタインデーの義理チョコ配りも女性に負担をかけるということで禁止するところが多くなっています。
2018年2月1日、有名チョコレートメーカーの「ゴディバ」が日本経済新聞の一面に「日本は、義理チョコをやめよう」とキャッチコピーが入った広告を掲載したことで大きな注目を集めました。
また、もらう側である男性の意見にも、「習慣化するとありがたみが薄れる」といった声も多くでている様です。
バレンタインデーの義理チョコ配りは、昔と違ってその必要性は薄れてきている傾向です。
ホワイトデーでお返ししないのはマナー違反?
バレンタインデーでチョコをもらった男性は、ホワイトデーのお返しについて考える必要があるでしょう。本命ならともかく義理チョコだった場合は、お返しするか迷ってしまうかもしれません。
とある企業が行った「バレンタインデーにもらった義理チョコに、ホワイトデーにお返しするか?」という調査では、お返しをすると答えた人は約42%、お返しをしないと答えた人は約58%いたそうです。義理チョコへのお返しは、「どんなかたちでもらったかが大切」と考える男性が多い様です。
「義理チョコでももらうのはうれしい」と感じる男性も多い一方、お礼を返す立場になるとどういうかたちで対応すべきか迷うという男性は少なくありません。お返しをしない行為がマナー違反に相当するかは難しい判断です。これは相手の女性次第、ともいえるかもしれません。相手との関係性や、日頃のコミュニケーション密度も関連するでしょう。とはいえ、お返しをもらってうれしくない女性はほとんどいないと思われますので、気になる様でしたらお返しするのが無難です。
昔は当たり前だった旅行のお土産物、バレンタインチョコなどの職場習慣。最近は薄れて来ている様です。その一方で企業によっては色濃く残っているところも。習慣を破ったからといってマナー違反になるとはいえませんので、ライトに考えて構えてもよさそうです。
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