派遣社員で働くための、企業が求める人材ポイント

更新日：2022.05.02スタッフブログ

派遣社員として派遣されるからには、本気で業務にあたることは当然のことです。しかし登録者数は増えている一方で、本当に企業に対してお勧めできる人は、ごくわずかであると考えている派遣業者も多いようです。

派遣社員の中には、働くのはあくまでも一時的なもので「この企業に本気で役立ちたい」と考えて仕事をしている人はそれほど多くありません。そのため、アルバイトやパートの延長線上のような働き方をしてしまうかもしれません。そこで今回は、企業が派遣社員に対して求めていることを理解しておきましょう。

スキルや経験だけじゃない！企業は派遣社員に「本気」を求めている

しかし、当然ながら企業が求めているのは、そのような派遣社員ではありません。

正社員と比較すると働く期間こそ短いとしても、短期間の中で本気で企業のために尽くしてくれる人、持っているノウハウやスキルを活かして全力で働いてくれる人を求めています。

もちろん、スキルや経験といったものも重要になります。
しかし、それらを活かすためのやる気や企業のために働く、という積極的かつ前向きな気持ちが、実は何よりも重要なのかもしれません。

様々な企業で派遣社員が重宝されていますが、派遣社員が重宝される主な理由は、経費削減効果が期待できることです。

しかし最近では、経費削減のためだけではなく、企業に対して新しい風を吹かせてくれるという期待も高まっています。

つまり、企業の改革に一役買ってくれるのでは？という期待が込められているのです。

社内改革とは、企業にとってたくさんの痛みを伴うだけでなく、場合によってはそれまで一緒に頑張ってきた社員たちが離れてしまうこともあります。

会社を改革しようとすればするほど社員は反発してしまいがちですが、その点派遣社員とは、様々な企業で経験も豊富に積んできていますので、同じ企業で長く働いている社員よりも、幅広い視野で改革をしっかりと支えてくれる可能性があります。

受け入れる先が派遣を必要としている場合、その大半がリストラによる人員不足の穴埋め、仕事の効率アップを望んでいます。

しかし、企業が望んでいることはそれだけではなく、様々な企業で働いてきたからこそわかる派遣社員の持っているスキルに期待しています。

例えばデータ計算ひとつとっても、その企業で行われている方法と、他の企業で行われる方法とでは全く違うことがあるのです。
これまでに10の企業で働いてきたのであれば、もしかすると10のデータ計算方法があるかもしれません。

このような、派遣社員だからこそ持っている様々なノウハウに対して企業は非常に期待しています。

同じ職場で働いている社員では、決して手に入れることができない情報を共有することで、正社員のレベルアップにも繋がるのです。

そのため、どの企業に派遣されるのか分かっていない状態だとしても、それぞれの派遣先の企業で疑問に感じたことや、自分にとってスキルになると思ったことは必ずノートなどに残しておくようにしましょう。

それは派遣される企業の数が増えれば増えるほど、自分にとって重要な財産になります。

近年では派遣社員に対しても英語の能力が求められることが少なくありません。

外資系の会社だけでなく、国内の会社であっても社内における公用語は英語にしている企業も増えてきているからです。

英検2級以上、TOEICは600点以上持っておくと有利と言われています。
しかし、仕事をしている間に英語を勉強するのはなかなか難しいことだと思います。

自分が今後取り組みたい事、理想の人材を十分に考慮した上でスキルアップを目指すことは、たとえ大変でもやらなければならない事です。

派遣として働く上で求められる人材、具体的なスキルや資格はどのような業種の派遣として働くのかによって全く異なります。

例えば、事務系の派遣社員として働くのであれば、パソコンスキルなど事務職において役立つ資格を持っている人が求められます。
中でもエクセル、ワードのスキルはとても重要になります。

関数を使用した表計算を使用し資料などを作成できるかどうかは、仕事の幅や内容に大きく影響してくるからです。

ご自身が派遣社員として働く際には、どのようなことを求められているのか、それに対して補うべきことは何か、をしっかり把握することが重要ではないでしょうか。

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