ビジネス実務マナー検定とビジネス能力検定の過去問を紹介!
更新日:2022.05.02スタッフブログビジネスにおいてマナーの資格が取れることをご存知でしょうか?秘書検定はよく耳にしますが、ビジネスマナーでの検定はどういったものがあるのでしょうか。今回はビジネス実務マナー検定とビジネス能力検定の試験について詳しくご紹介します。
ビジネス実務マナーとは?
ビジネス実務マナー検定とは、社会人としての基本的なビジネスマナー、一般常識、レポートの書き方、電話応対などが学べるもので、試験にも出てきます。秘書検定の対象である秘書といえば社長などの付添人で女性が多いイメージがあるかと思います。そんな秘書検定のイメージを払拭しあらゆるビジネスマナーなどを習得できる検定なのがビジネス実務マナー検定です。秘書検定は女性のイメージがあるとするならば、ビジネス実務マナー検定はビジネスに向けた、仕事をする人向けの検定となります。
どちらも男女が取れる検定ですが、イメージにとらわれていることも事実です。また、ビジネス実務マナー検定は、財団法人実務技能検定協会が主催しており、この検定の2級を所持していれば履歴書などに記載することで評価が上がります。職場の常識やマナーを身に付けられ、ビジネス社会のルールを理解できたり、コミュニケーションスキルを習得できたりします。受験資格には制限がありませんので、誰でも受験ができます。
ビジネス実務マナー検定の教科書などは書店や通販サイトなどで購入できます。1・2・3級とあり1級筆記試験を合格したら、2次試験の面接試験があったりと、簡単に取得できない検定ですが、やりがいがあるとも言えます。
ビジネス能力検定とは?
ビジネス能力検定とは、一般財団法人職業教育・キャリア教育財団が実施している、ビジネス知識や社会人としてのマナー、問題発見力、提案力そして発信力を身につけることが出来る検定となっています。主に高校生・専門学校生・短大生・大学生などの学生が就職活動や就職前に取り組んでおきたいビジネスマナーなどの知識を養えることで知られています。
1995年から開発され「B検」という略称があり、2013年からはビジネス能力検定ジョブパスという名称に変更されました。全ての職種・業種に当てはまる必要な基礎や基本の知識を習得します。その内容は、
- 顧客
- 品質
- 納期
- 時間
- 目標
- 協調
- 改善
- コスト
という8つの基本概念を中心に、個人の場合と多人数で働くためのスキルと精神を身につけます。また、養える力には4つに分けられ、
- 会議の運営、ビジネス文書や言葉遣いなどの「仕事ができる社会人」
- 報告・連絡・相談、クレームから信頼に変えるなどの「チームで成果をあげられる人」
- 接客と営業、会社数字などの「一般常識のある社会人」
- キャリアマネジメント、問題解決力と論理的思考のある「キャリアの根っこがしっかりした人」
を目指しています。
ビジネス実務マナー検定の過去問
ビジネス実務マナー検定の過去問を見ると、必要とされる資質、企業実務、対人関係、技能などの問題が出されています。
3級の問題では、仕事の指示の受けたときの間違った対応を当てる問題・注文したものと異なる商品が届いた場合にどう対処するかという問題・断りの言葉についての問題・伝言を受けたときの間違った行動を当てる問題などがあります。
2級では、問題にイラストが付くようになっており、文章も長く少し難しくなっています。問題の内容は、職場での協調性について・異動の内示を受けたときの間違った対応の仕方を選ぶ問題・訪問先での間違ったマナーの問題・総会の定足数の計算問題などがあります。
1級になると箇条書きでの回答になります。希望以外の部署に配属された新人への対応の問題・赤字の企業の社会的責任についての問題・ビジネスマナーの必要性の問題・挨拶状の書き方の問題などがあり自分の言葉で書くことが必須になります。こちらの過去問題はビジネス系検定のホームページに掲載されています。
社会人になる前に身につけておきたい検定であると思います。ジョブパスやビジネス系検定のホームページに過去の問題や試験の情報がありますのでご参考にしてみてはいかがでしょうか?ぜひこちらの記事を一読し検定に挑戦してしましょう。
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