不動産ビジネスに必要なもの
更新日:2022.03.22スタッフブログ不動産業といっても、アパートの賃貸や土地の売買など業務はひとつではありません。業務によっては、免許や資格を必要とするものもあります。それらが必要ない業務のみ扱うとしても、広告宣伝や営業活動をしなければお客さんは来てくれません。そこで今回は、不動産の開業に便利な資格や求められるスキルについてご紹介します。
不動産事業に必要な資格やスキルとは?
開業時にあると便利な資格
不動産業を始めるにあたり、まず求められる資格が「宅地建物取引士」です。この資格は、売買や賃貸など宅地(建物)の取引がスムーズに行われることを目的としており、無資格の人は行えない業務があります。不動産会社では、5人に1人の割合で設置を義務付けられているので、資格を取得しておくと便利です。
また、不動産管理会社の運営を考えているなら、「管理業務主任者」の資格が便利です。こちらも独占業務があり、管理会社は一定割合で設置する義務があるからです。同時にマンション管理士の資格があれば、専門知識に基づいて住民側からの相談に応じてトラブル解決をサポートできます。
営業で求められるスキル
不動産業は土地や建物を商品とした接客業ですから、コミュニケーション能力は欠かせません。お客様が来店しても無愛想な対応をしたら、話を聞けずに帰られてしまうかもしれません。また紹介物件が希望した条件と食い違っていたら、話を聞いていたのか疑われてしまうでしょう。お客様の信頼を得るためには、気持ちよく話せる雰囲気をつくり、なおかつ要望を聞き出せる能力が求められます。
しかし開業時は、来客を待っているだけでは不十分です。顧客を開拓するために、広告宣伝に力を注がなければなりません。はじめて部屋探しする人でも分かる様なやさしい情報提供のサービスなど、小さな努力を積み重ねることも重要です。
人脈も大切
とはいえ新規に開業したばかりでは、顧客を確保したくても自らの営業努力だけでは限界があります。そこで頼りになるのが人脈です。
たとえば、知り合いに1人暮らしをはじめる子供がいれば、賃貸物件を紹介できます。人脈が広ければ、ベテランの人から貴重な情報を提供してもらえる可能性もあります。まだ経験の浅い開業時には特にこれが力となるので、持っている人脈があれば最大限に生かしたいものです。
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