ビジネスカジュアルとは?スタイルの基本とマナー

2020.10.23ビジネス豆知識
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近年、働き方改革の影響もあり多くの会社で取り入れられているビジネスカジュアル。さまざまな職場で服装のルールが見直され、仕事着の自由度は広がっています。とはいえ何を着ても許されるわけではなく、TPOをふまえた服選びは怠れません。そこで今回は、ビジネスカジュアルとは何か確認したうえでビジネスシーンにふさわしい着こなし術や着用時の注意点をご紹介します。

ビジネスカジュアルとは?スタイルの基本とマナー

ビジネスカジュアルとは?

ビジネスカジュアルとは、ビジネスシーンでも使えるカジュアルスタイルの服装です。実際には、まだ明確な定義が示されていません。

ビジネスカジュアルの基準

いまのところビジネスカジュアルの線引きは曖昧ですが、よく知られる判断基準は社外の方に不快感を与えないかどうかです。

ビジネスシーン、とりわけ大切なお客様と面会する場合や重要な取引先を訪問する際には社会人として節度ある身なりが求められます。ラフなスタイルは、相手から失礼な格好と見なされ自分の会社に不利益を与える可能性があり許されません。

多くの会社で、仕事にふさわしいと考えられている服装はスーツにネクタイの組み合わせです。ただ最近、スーツ姿は堅苦しいと指摘する意見が増えました。とくに夏場は、「見ているだけで暑く感じる」との声が多く聞かれる季節です。

そんな状況もあり、国内では夏季を中心にスーツより少しくだけた程度のカジュアルスタイルが推奨されています。

アイテムごとに異なるカジュアル度

ビジネスカジュアルでよく選ばれるスタイルは、上からシャツ、パンツ、シューズを着用するパターンです。それぞれ豊富なデザインのアイテムがあり、ひと口にビジネスカジュアルといってもアイテムごとにカジュアル度は異なります。

シャツの場合、襟の有無によってアイテムの印象は変わります。どのアイテムを着るか決める時は、襟つきスタイルを選ぶのが基本です。アイテムごとのカジュアル度は、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ビズポロ、ポロシャツの順で増していきます。

パンツとシューズを選ぶ際は、基本的にシンプルなデザインが妥当です。パンツはスラックス、チノパン、クロップドパンツ、ジーンズの順、シューズならレースアップシューズ、ローファー、レザースニーカーの順でカジュアル度が増します。

オフィスカジュアルとの違い

ビジネスカジュアルとオフィスカジュアルは明確に区別されていませんが、着用する場所によって大まかに使い分けられています

ビジネスカジュアルの使用場面

職場でビジネスカジュアルが選ばれる主なケースは、営業や取引先への訪問で外回りがメインになる時です。

勤務先がカジュアルスタイルを推奨していても、そんな職場の事情に社外の方は通じていません。社内で肉体作業があるからと動きやすい格好を選ぶと、外回りで営業先や取引相手から不快に思われる可能性があります。

会社のイメージが下がるリスクを避けるには、できるだけ失礼にならない服装を心がけなければなりません。夏場にスーツを着ないとしても、外回りメインであればカジュアル度は低めに抑えたほうが無難です。

ビジネスカジュアルはそんなニーズに応えられるスタイルであり、お客様対応する場面にもふさわしいといわれています。

オフィスカジュアルの使用場面

オフィスカジュアルは、社内で働くなら問題ないと見なされる最低限のマナーをふまえた服装です。

事務職や人事関係は、外回りがメインの部署に比べると社外の方に接する機会は少なくなります。同じ職場の従業員同士ならお互い内部事情を分かっているため、誰かがカジュアル度の高い服装で勤務していても大して気になりません。

職場や業務内容によっては、スーツが適さない場面もあります。よく体を動かす業務であれば、全体的に動きが制限されるスーツより作業着や体に馴染んだ普段着のほうが仕事しやすく作業効率の上がるスタイルです。

普段着はあまりビジネスシーンにふさわしくないとしても、オフィスカジュアルはビジネスカジュアルよりカジュアル度の許容範囲が広めに設定されています。

着こなし術

ビジネスカジュアルは、ジャケットとネクタイの有無でカジュアル度が変わります。着こなしのパターンは、大きく分けて以下の4つです。

ジャケット・ネクタイともにあり

ジャケットとネクタイともにあるパターンは、ビジネスカジュアルのなかでももっとも上品といわれるスタイルです。

上半身はジャケットとネクタイがそろい、しっかり品格を保てます。カジュアル感は、主にパンツやシューズで調整します。黒のスラックスはクールな印象の演出に、ジーンズは大幅にカジュアルダウンしたい時に効果があります。

ジャケットのみあり

ネクタイがなくジャケットのみのパターンは、いずれも着用するより少し堅苦しさが和らぐスタイルです。

このパターンの場合、両方ありのスタイルから「ネクタイを外しただけ」と見られる可能性があります。襟元が立体的にデザインされたシャツを選ぶと印象が変わり、別のパターンとして見せやすいと考えられています。

ネクタイのみあり

ネクタイのみのパターンは上にジャケットを着ない分だけ涼しく感じられ、クールビズの雰囲気が増すといわれるスタイルです。

ネクタイにより品格は保たれ、上着が姿を消すことで軽快感が加わります。ネクタイやパンツのデザインに応じて、カジュアル度は変えられます。軽い羽織物があると、屋外やエアコンの効いたオフィスで温度調整する時に便利です。

ジャケット・ネクタイともになし

ジャケットとネクタイともになしのパターンは、もっともカジュアル度が高めになるスタイルです。

このパターンはジャケットだけでなくネクタイも姿を消すため、過度にくだけた印象になる恐れがあります。一定の品位が感じられるビジネススタイルに仕上げるには、シンプルなデザインと落ち着いたカラーリングでまとめます。

ビジネスカジュアル着用時の注意点

ビジネスカジュアルを着用する時には、あくまで仕事着であると考えて調和やルールに注意する必要があります。

使用場面のTPOは常に意識

ビジネスカジュアルを選ぶ時には、いつでもTPOを意識することが大切です。

最近は、さまざまな場面でビジネスカジュアルを着用する機会があります。ほとんどの勤務先で明確なルールは示されず、暗黙の了解事項として周りと同じくらいのカジュアル度が望まれます。

何を着ていくか迷った際、少なくとも考慮したい項目がTPOです。自由な発想を重んじる職場では完全に服装自由のケースも見られますが、夏に快適さを求める程度であればクールビズのレベルにとどめたほうが無難です。

スーツの合わせ方に注意

上下セットのスーツを使う時は、他のアイテムとの合わせ方に気をつける必要があります。

スーツが上下セットの場合、基本的には一緒に着ることを前提にデザインされています。別売りのジャケットやパンツを不用意に合わせると、違和感が生まれる原因です。必要以上にくだけた感じになれば、だらしなく見えます。スーツ用のシャツも、カジュアルに着こなしたいと思ってパンツから裾を出すのは誤りです。

スーツスタイルでカジュアル感を演出するなら、無理に合わせずデザインに着目したほうがよいとの声も聞かれます。

職場のルールも忘れずに確認

仕事でビジネスカジュアルを選ぶ時には、職場のルールも事前確認が不可欠です。

いまビジネスカジュアルは多くの会社で受け入れられていますが、すべての職場が許容しているわけではありません。会社や職場によっては、服装について明確に規定を設けている場合もあります。

新しい会社や勤務先で働き始める時には、トラブルを避けるため事前に社内ルールを確認しておくと安心です。ビジネスカジュアルが認められている場合も、最低限の節度を守りながらコーディネートを楽しみましょう。

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