電話代行料金の「差」がもたらす違い
2015.06.25電話代行価格帯から考える電話代行料金のその価格帯の精査
以前に投稿させて頂きました「電話代行の激安格安料金を避ける理由」について、現在契約頂いている顧客様から様々な反応を頂けました。
一部をご紹介しますと、「以前利用していた業者がまさにそうだった」というものから、「薄利多売の企業努力でギリギリのところもあるでしょ」や、「電話対応が悪いのは死活問題」など、様々なご感想を頂くことができました。
いただいた感想の中で「どうして、そもそも電話代行料金に差が生じるの?」という質問がありましたので、これを解説させて頂きたいと思います。
比較をしやすいように一つのモデルケースを紹介したいと思います。電話代行は平日のみ、時間は9時~18時。月間のコール数は50件前後という、オーソドックスなモデルケースとさせて頂きます。
このモデルケースを考えた時、料金比較としては「3パターン」が考えられます。今回はその3パターンについてメリットやデメリット、裏事情などを紹介させて頂きたいと思います。もちろん、個人的な見解であり、実際にある電話代行業者ではございませんので、ご注意下さい。
モデルケースからみる電話代行の3パターン
3,000円~5,000円程度の価格帯で提供している会社…約20%
「低価格」を売りにしている会社です。結果として何かが犠牲になっている可能性があります。他のパターンよりも安いことから「安かろう悪かろう」に陥りやすく、安いことに諦めを抱きやすいので、品質をお求めの企業様は、避ける方が賢明です。格安の電話代行業者の中には、在宅オペレーターを雇っている可能性すらあります(在宅オペレーターについて詳しくはこちらの記事を参照下さい)。
メリットと言えるのは「低価格」のためコストを気にしなくてすむという所です。
8,000円~12,000円程度の価格帯で提供している会社…約65%
価格帯としては一番多く、競合が多いため「65%」となっています。電話応対の品質の維持やオペレーターの数などを考えた場合、料金価格として、この価格帯が限度である、と判断する電話代行業者が多い訳です。つまり、業者の数も多くなかなか判断が難しい価格帯とも言えます。
注意点として、十分な価格を取っていても、電話応対品質の低い業者というのは存在するものです。割合的には多くはありませんが、どのような事業にも存在するため、見極める際には十分注意する必要があります。メリットと言えるのは、一定のサービスは期待することが可能で、デメリットを被らない可能性が高い、と言えます。
15,000円~20,000円程度の価格帯で提供している会社…約15%
割高な印象を受けるかもしれませんが、この価格帯で提供する電話代行業者は「高品質サービス」や「豊富なオプション」「専門対応」など、付加価値を付けることをセールスポイントとしています。
メリットと言えるのは専門性や豊富なオプションサービスと言えます。高額なサービスや商品などを販売する業種の場合、的確な対応が必要となり、長時間で複雑な電話応対をしなければなりません。そうなった時、豊富なオプションサービスはより良い対応が期待できます。電話応対の質を求める場合、価格帯に裏付けられており安心して利用できるかと思います。
「電話代行」というサービスでも、2倍近くの料金差がでていることを理解頂けたかと思います。今まで、低価格帯の業者しか探していなかった場合、これだけ高額になることを知り、驚かれているかもしれません。しかし、何度も言うように低価格帯には低価格なりの理由があります。電話代行業者を探す場合には、デメリットも考慮したうえで、しっかりと検討してください。


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