コールセンターの働き方。雇用形態について

2020.03.06コールセンター
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基本的に、コールセンターの従業員は、商品やサービスに関するお客様からのお問い合わせに対応するのが仕事です。ただし、仕事の内容は同じでも、雇用形態はさまざまなものが存在しています。コールセンターの面接を受けようとしたものの、どれに応募すれば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、コールセンターの働き方について確認したうえで、派遣社員と正社員のメリット・デメリットをご紹介します。

オペレーター

 

コールセンターの雇用形態

コールセンター業務について、「派遣社員やアルバイトの募集は見かけるけど、正社員の募集はほとんど見ない」という方も多いかもしれません。実際、KDDIの「コールセンターの雇用形態」に関する調査では、契約社員やパート・アルバイトの割合がもっとも多く、派遣社員が13%、正社員は8%のみとなっています。

※参照:エボジョブ「コールセンターの社員になる!正社員のメリットや2つの就職方法」(https://www.evojob.com/column/84

調査結果からも分かる通り、コールセンターの仕事の多くは、契約社員やアルバイト・派遣社員でまかなっている様です。そのため、コールセンターの正社員になるためには、上記の雇用形態からの正社員登用がおすすめです。コールセンターの正社員になる方法を以下でご紹介します。

 

コールセンターの正社員になるためには

コールセンターの正社員になるには、以下の2つの方法があります。

□コールセンターの正社員求人に応募する
□正社員登用制度のある求人に応募する

数は少ないものの、コールセンターの正社員求人も存在します。求人サイトでコールセンターの正社員に応募しましょう。ただ、数が少なく求人倍率も高くなる傾向にあるため、今すぐ働きたい方にとってはあまり効率的とはいえません。

正社員の求人が見つからない場合は、正社員登用制度のあるコールセンターに応募すれば、努力次第で正社員になれる可能性があります。最初はアルバイト・派遣社員・契約社員として仕事をこなしますが、新人研修や教育などを担当し、チームリーダーとして尽力すると社員として登用されるのが一般的です。

 

 

コールセンターの派遣社員として働くメリット

コールセンターで派遣社員として働くことに抵抗感を持っている方もいるかもしれません。しかし、コールセンターならではのメリットもあります。以下では、コールセンターの派遣社員として働くメリットをご紹介します。

 

大手企業で働くことができる

正社員ではなかなか働けない、大手企業で仕事ができるのは派遣社員ならではのメリットです。現在は、多くの企業が派遣社員やアルバイトを雇いつつ業務を拡大しています。コールセンターもそのひとつです。

そのため、正社員として就職するには狭き門の大企業でも、派遣社員であれば就けるケースも珍しくありません。正社員登用の可能性もあるため、とても魅力的です。

 

アルバイトやパートと比べて時給が高い

他の非正規雇用であるアルバイトやパートと比べると、派遣社員は時給が高い傾向にあります。その分一定のスキルが求められるケースもありますが、十分な報酬が得られるのは大きな魅力です。

 

法整備によって働きやすい環境が整いつつある

2019年4月1日から、「働き方改革関連法」が順次施行されています。そのなかには、派遣社員に関するものも多く含まれ、働きやすい環境が整いつつあります。

□派遣先からの待遇に関する情報提供義務
□不合理な待遇の禁止
□差別的取り扱いの禁止
□賃金決定の努力義務
□就業規則の作成手続き
□説明義務 など

具体的な内容は上記の通りです。派遣社員を含めた非正規雇用者が増加しているため、今後もより働きやすい環境を求めて法整備が行われるでしょう。

 

 

コールセンターの派遣社員として働くデメリット

一方、派遣社員として働く際の注意点も存在します。以下では、コールセンターの派遣社員として働くデメリットをご紹介します。

 

契約満了により仕事を失う可能性がある

派遣社員最大のデメリットは、雇用の安定性です。一般的な派遣社員は、3か月や6か月と契約期間が決まっています。そのため、「次で契約満了になるかもしれない」と考えながら生活しなければなりません。精神的にも落ち着かないでしょう。

契約終了は事前に告知されるため、万が一契約満了となった場合は次の仕事探しをする必要があります。

 

正社員になれる可能性が低い

派遣社員から正社員に登用される可能性もありますが、決して簡単ではありません。狭き門であり、仕事に関する能力だけでなくコミュニケーション能力や、リーダーシップなど総合的に判断されます。正社員として働きたいと考えている方には、大きなデメリットとなるでしょう。

 

スキルアップに限界がある

派遣社員は有期雇用が前提のため、日々の仕事に追われ、スキルアップにも限界があります。多忙のなかでスキルアップをするには、意識を高く持って努力する必要があるでしょう。

 

 

コールセンターの正社員として働くメリット

コールセンターにおける正社員の役割やメリットなどは以下の通りです。

 

手厚い福利厚生を受けられる

会社によるところが大きいものの、正社員になると非正規雇用とは異なる福利厚生を受けられるケースも少なくありません。例えば、以下の様なものがあります。

□交通費支給
□扶養手当
□家賃補助
□退職金制度

より安心して働けるのは、正社員ならではのメリットでしょう。

 

スキルアップを図れる

正社員は、派遣社員やアルバイトと比べて任される仕事や責任が大きくなるため、スキルアップできる機会も多くなります。以下は一例です。

□業務に関する知識
□電話対応のマナーやスキル
□電話対応に関する資格
□マネジメントスキル
□SV(スーパーバイザー)スキル

コールセンターで培った上記の能力を活かして、別の職種に転職することも可能になります。

 

長く働き続けられる

正社員最大のメリットは、雇用の安定性です。需要も高く頻繁に転勤のある職種でもないため、同じオフィスで働き続けられます。コールセンター業に集中できるのも正社員の魅力のひとつです。

 

 

コールセンターの正社員として働くデメリット

一方、正社員として働く懸念点も存在します。以下では、コールセンターの正社員として働くデメリットをご紹介します。

 

責任が大きくなる

正社員として長く勤めていると、自分の仕事だけでなく後輩の教育にあたることや、リーダーとしてチームをまとめるなど、責任が大きくなります。そこにやりがいを感じられる方でないと、負担に感じるかもしれません。

 

転勤や異動の可能性がある

大規模にコールセンター業を展開している会社の場合、転勤や異動の可能性もあります。経験を積み、リーダー的存在になるとその可能性はより高まるでしょう。絶対に転勤したくない方は、事前に会社の規模や支社の場所を確認する必要があります。

 

副業ができない

正社員の場合、就業規則で副業を禁止している企業も少なくありません。コールセンター以外の仕事もしてみたい方は、無用なトラブルを防ぐためにも事前に確認しておきましょう。

 

 

コールセンターのキャリアアップの方法

コールセンター内の役割は、大きく以下の4つに分けられ、下にいくほど責任も大きくなります。

□オペレーター
□リーダー
□SV
□センター長(マネージャー)

最初はオペレーターとして入社し、徐々に昇格していくのが一般的です。キャリアアップの秘訣は、ビジネススキルとコミュニケーション能力の向上にあります。

基本的な電話応対マナーやPCスキルはもちろんのこと、個人情報やコンプライアンスに関する理解を含めたビジネススキルを身につけることでキャリアアップにつながります。

また、丁寧に話すだけでなく相手の言葉に耳を傾ける傾聴力や、後進を育成するマネジメント能力を含むコミュニケーション能力も必要です。

 

製品やサービスが充実するなかで、お客様対応を行うコールセンターの重要度も増しています。ただ、派遣社員と正社員にはそれぞれメリットやデメリットが存在するため、双方の特徴を理解したうえで、どちらが自分に適しているのか判断する必要があるでしょう。

 

参考記事

https://www.pasona.co.jp/openworkstyle/guide/callcenter.html

https://www.evojob.com/column/84

https://www.evojob.com/column/42

https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-roudoukyoku/news_topics/topics/2015/27629-01_00003.html

https://www.fukuoka-roumu.jp/workstyle/haken/

https://willof.jp/column/basic-knowledge-of-dispatching/654/

https://stabo.bell24.co.jp/index.cfm?fuseaction=contents.fcts&cid=476

https://saiyou.tmj.jp/index.cfm?fuseaction=contents.fcts&cid=278

 

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