肩こり腰痛。オペレーターの「身体のいたわり方」

2020.01.30コールセンター
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コールセンターで長々と座ったまま電話対応を続けるオペレーターにとって、悩みの種となるのが肩こりや腰痛です。近頃は通話しながらパソコン入力を並行する職場も増え、眼精疲労も問題になり始めています。身体をいたわるために、これらの症状はできるだけ解消したいところです。そこで今回は、多くのオペレーターを悩ます身体症状の肩こり、腰痛、眼精疲労に効果的な対策や便利アイテムをご紹介します。

肩こり オペレーター

 

肩こり対策

肩こり対策で、まず意識したいのは姿勢です。椅子に座っている時だけでなく、席から立ち上がる時の姿勢にも注意する必要があります。

 

椅子に座っている時の姿勢

着席時に特に心がけたいポイントは、以下の4点です。

1.浅めに腰掛ける(背もたれに寄りかからない)
2.おへその下に力を入れる(骨盤を立てるイメージ)
3.背筋を伸ばす(背中を丸めない)
4.目線の角度は20~30度くらい下向き

椅子は、ひざが90度に曲がる高さに調節しましょう。そのうえで、目線がやや下向きになるくらいにパソコン画面やキーボードの位置を動かして下さい。

ただ、よい姿勢を保っていても長時間にわたり身体をほとんど動かさずに座り続けていると肩から首、さらに腰の筋肉にも負担がかかってきます。肩こり対策としては、30分~1時間くらいを目安として席から立ち上がることも必要です。

 

席から立ち上がる時の姿勢

席から立ち上がる時に気をつけたいポイントは、以下の5点です。

1.ひざをしっかり伸ばす(ひざを前に出さない)
2.おへその下に力を入れる(骨盤を立てるイメージ)
3.胸を張る(肩甲骨を軽く後方に引くイメージ)
4.あごは少し引く(前方に突き出さない)
5.背筋を伸ばす(頭頂部から上から糸で引っ張られるイメージ)

横から見た時、耳、肩、骨盤、ひざ、外くるぶしの中心が一直線になっている状態が理想的な姿勢です。おへそから下腹あたりまでを緩めず骨盤を立てる感覚が、とくに重要といわれています。最初のうちは、きれいに立ち上がれないかもしれません。自信がなければ、近くの人にチェックしてもらっても良いでしょう。

 

肩こり解消に効果的な体操

肩こりを和らげるには、体操が効果的です。短時間の体操にも豊富な種類があり、あまり深刻な状態になっていなければ症状の緩和を見込めます。

業務の合間であれば、座ったまま実践できる3秒体操です。片方の手のひらで反対側の僧帽筋をつかみ、肩を上げます。その状態で3秒を数えたら、元に戻します。この動きを、左右交互に繰り返して下さい。

少し時間に余裕があるなら、3分で肩こりを改善する方法があります。こちらも、座ったままで大丈夫です。背中に手を伸ばし、肩甲骨をほぐします。肩甲骨まで手が届かない場合には、肩のつけ根から腕を回すだけでも問題ありません。

起床時や就寝前であれば、寝転がったまま上側の腕を回すと肩甲骨周りをストレッチできます。他にもいろいろな体操があるので、機会を見つけて実践してみましょう。

 

 

腰痛対策

腰痛対策においても、日頃から正しい姿勢を心がけることが基本です。とはいえ、身体を動かさずに座っていると腰痛につながります。業務中には、軽く運動するのも大切です。

 

時間があれば散歩やストレッチ

電話対応に限らず、同じ姿勢のまま作業していると腰のあたりの筋肉は緊張しやすくなります。筋肉の緊張状態が日常化すると引き起こされる症状が、腰痛や冷え性です。症状の悪化を防ぐには、お昼休みや休憩時間に散歩やストレッチを行うことが望まれます。

時間をかけて、本格的に運動する必要はありません。昼食後なら、外の景色を楽しみながらオフィスの周辺を少し歩くだけで効果を期待できます。休憩中には、可能な範囲で首や肩、また背中や腰を伸ばせば軽いストレッチになります。

覚えておきたいポイントは、毎日、少しずつでも継続することです。食後の散歩や軽いストレッチも、習慣化すると腰痛の症状緩和を見込めます。

 

筋肉量を増やすのも効果的

女性の場合、男性に比べると筋肉量が少なく正しい姿勢を維持するのが難しいといわれています。あまり筋肉がなく腰への負担が大きくなっていると考えられるなら、運動で筋肉量を増やすのも効果的です。

これまで運動の習慣がない場合には、いきなり激しい運動に取り組むと筋肉を傷める恐れがあります。腰痛を改善するどころか、逆に悪化させるケースも見られます。最初は、ゆっくり散歩や水中ウォーキングから始めるのが無難です。筋トレやジョギングは、基礎的な体力がついてからでも遅くありません。

身体を動かすのが苦手であっても、簡単な運動を続けることで少しずつお腹や腰回りの筋肉を増やしていけば、正しい姿勢を保ちやすくなり腰への負担を軽減できるでしょう。

 

腰痛対策の便利アイテム

腰痛対策に効果のある便利アイテムとしては、腰に巻くサポーターやお尻に当てるクッションが挙げられます。

サポーターは装着するだけで腰への負担を軽くしてくれるので、手間がかかりません。市販品は数千円くらいから購入可能であり、高価なものになると腰から背中まで全体的に支えてくれます。オシャレを楽しみたい方には、周りからは装着していると分かりにくい薄いタイプがおすすめです。

クッションも、大した費用をかけることなく手軽に使えるアイテムです。手頃なサイズを選べば、座席を移動する際にも持ち運びに面倒がありません。いろいろなデザインが売られているので、好みのものを見つけて使ってみましょう。

 

 

眼精疲労対策

現在のコールセンターではパソコン画面を見ながら電話対応するスタイルが一般化しており、現場からは眼精疲労に悩まされているとの声がよく聞かれます。多くの職場で疲労対策に用いられているアイテムは、ホットアイマスク、PCメガネ、目薬の3点です。

 

ホットアイマスク

ホットアイマスクは、通常のアイマスクと同じく視界を暗くしてくれるうえ目を温めてくれるアイテムです。

最近の種類は、大きく分けて充電タイプ、電子レンジタイプ、使い捨てタイプの3つあります。充電タイプはUSBで簡単に充電可能であり、電子レンジタイプは電子レンジで温めればすぐ使えます。使い捨てタイプは、カイロと同様に袋を開けるだけ使える非常にお手軽なものです。

いずれも場所を取らないので、寝る前だけでなく職場に持ってきて休憩中に使用するケースも多く見られます。「ホットアイマスクを装着すると、目の周りをほぐされる感じがあり快適」との意見が少なくありません。

 

PCメガネ

PCメガネは、パソコンやスマートフォンの画面が発するブルーライトをカットしてくれるメガネです。

PCメガネの効果については、意見が分かれています。かつては、本当にブルーライトをカットしているのかとの指摘もありました。そんな声を受け2014年に中立的な立場で調査が実施され、当時の製品はいずれもブルーライトをカットしていると判明しています。

実際に利用した方の意見は「目のチカチカ感が減った」との好意的なものから、「普段と見え方が異なり逆に疲れた」との批判的なものまでさまざまです。賛否両論ありますが、ブルーライト予防に関心のある方は試しに使ってみるとよいでしょう。

 

目薬

目薬は、目を酷使した時に爽快感を与えてくれるアイテムです。一般的に目を治療するわけではありませんが、眼精疲労に効果のある種類も登場しています。

一口に目の疲れといっても、症状は充血、かすみ目、乾燥など多種多様です。目薬を用意する時には、症状に合ったタイプを選ぶ必要があります。充血がひどければ血管収縮剤、ピントが合いにくい場合にはネオスチグミンメチル硫酸塩、目の潤いを保つならコンドロイチン硫酸エステルナトリウムやビタミンAが配合されていると効果的です。

 

コンタクトをしたまま点眼できるか、実際の使い心地に問題はないかといった点もチェックし、自分の目に適した種類で眼精疲労対策にお役立て下さい。

 

参考:

https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_205.html

https://willof.jp/column/dispatch-useful-information/1710/

https://callcenternavi.jp/report/life/2094/

https://callcenternavi.jp/ccplus/howto/3253/

http://sugoisaito.site/2018/10/08/kenko1/

https://www.ohmyglasses.jp/blog/bluelight-cut-01/

https://my-best.com/4450

 

 

 

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