コールセンター担当者必見!聞き取りやすい発声法
2017.03.15コールセンター電話応対をしているときに「声がとても聞き取りにくい」と言われてしまった経験はないでしょうか。声の質や大きさなどは人それぞれ異なりますが、特にコールセンターでは相手にはっきりと内容を伝えるためにも、「聞き取りやすい声」を出す練習を行うことが大切です。そこで今回はコールセンター担当者向けに、聞き取りやすい声の出し方についてご紹介します。
聞き取りにくい声の特徴
まずは、どういった声が聞き取りにくいのかを知りましょう。
声が小さい
大きな声で話すのは電話応対の中でも基本的なことです。どれだけはっきり話していても、声が小さいと相手に自分の声が聞こえませんし、暗いイメージを持たれる可能性もあるため大きな声で話すことが大切です。
口をはっきり開かない
いわゆる「モゴモゴ」して声がこもってしまうパターンがこれにあたります。口を開かずに話しているのが原因で、声がこもるのはもちろん滑舌も悪くなってしまい、相手にとってとても聞きづらい声になります。
受話器の位置が悪い(環境が悪い)
話し方ではなく受話器が口から遠かったり、雑音が多い環境で電話をしたりすることで声が聞き取りにくくなってしまいます。電話応対をするときは、周囲の環境を整えることが大切です。
聞き取りやすい声を出すために意識すべきポイント
上記で聞き取りにくい声の特徴を挙げましたが、要はこれらと反対のことを行えば必然的に聞き取りやすい声になるというわけです。以下で意識すべきポイントを見ていきましょう。
大きな声を出す
声が大きければ相手にしっかりと内容を伝えることができ、相手は安心して話を聞くことができます。日頃から声が小さい人は大きな声を出すように心掛けましょう。受話器(マイク)に口を近づけて話すことも意識して下さい。
口を開けてはっきりと話す
口を開けてはっきりと話すことも意識しましょう。鏡を見ながら「アイウエオ」と声を出して、口がしっかり動いているかをチェックするのがおすすめです。
お腹から声を出す
役者や歌手も取り入れている「腹式呼吸」と呼ばれる呼吸法を意識し、のどの奥を開いて発生するようにします。お腹から声を出すことができれば、一定の声量を楽に出すことができるでしょう。
電話をする前にしておくと良いこと
聞き取りやすい声を出すためには、電話をかける前にもひと工夫が必要です。
のどを温める
のどは温めることで喉の枯れを抑えたり、滑舌が良くなったりすると言われます。電話応対前や休憩時間には温かい飲み物を飲むようにして下さい。ただし、熱すぎるものはやけどの原因にもなり逆効果ですので注意しましょう。
のどに良い飲み物を飲む
のどの調子がすぐれないときは、はちみつ湯や生姜湯を飲むのが効果的です。出勤時や休憩時間中にのど飴をなめるのも良いでしょう。逆に、辛いものやアルコールはのどを傷めやすいので避けるようにして下さい。
声を出して何かを読む
電話応対をする前に早口言葉などで発声練習をしましょう。滑舌が良くなって相手に伝わりやすいハキハキとした声を出しやすくなります。
私達の声にはもともと聞き取りやすい、聞き取りにくいという違いがありますが、意識することで改善ができます。上記を参考にして、好印象かつ聞き取りやすい声を出すようにしましょう。
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