知っている様で実は知らない、「マナー」の意味

2016.09.08スタッフブログ
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マナー、ルール、モラルの違いとは?

一昨日に、「営業職なら知っておきたい基本マナー」「自分に必要なビジネスマナーを本で学ぶ」と、マナーに関することを書かせてもらいましたが、今日はこの「マナー」について少し掘り下げてみたいと思います。

普段何気なく使っている「マナー」という言葉ですが、よく考えてみると、その意味を厳密に説明するのは難しいものです。しかし、社会人としてはきっちり押さえておきたいものです。似た様な使われ方をする他の言葉と比較しながら、「マナー」という言葉の意味について改めて考えてみたいと思います。

マナー

違い1:「マナー」と「ルール」

マナーと似たような場面で使用されるものとして、「ルール」という言葉があります。マナーが一体、何のために存在するのかということを考えると、社会の中で他人と接していく上で、お互いが気持ち良く過ごせるように配慮するためということが言えるかと思います。自分ひとりしかいない場でマナーを守って行動するというのは、ちょっと不自然な感じがします。そういったマナーの中でも、強制力を付加してでも社会の中で遵守されるべきものがルールなのではないでしょうか。

ルールとはマナーより厳格なもので、守らなければしばしば制裁が下されます。逆に言えばマナーは、守らなければ白い目で見られることがあっても、罰金を取られるなどということはありません。それだけに一人ひとりが、社会の構成員であるという自覚のもとで守っていくことを期待されます。

違い2:「マナー」と「モラル」

それでは、「モラル」との違いは何でしょうか。前項の「ルール」とは違い、モラルも守らなかったからといって何らかの罰則が課される様なものではありません。強制されているわけではないが、守られることが期待されている、という点でマナーと類似していると言えそうです。

では、両者の違いはどこにあるのでしょうか。ひとつ言えるのは、モラルの善悪の判断は個人の価値観に拠るところが大きいということです。モラルはところ変われば変わりますし、文化背景などによっても異なるので、例えば日本と海外、地方と都会では違いが出てきたりします。マナーとして間違っていなかったとしても、個人のモラルを判断基準にすると正しいとは言えない行いなどもあることでしょう。マナーさえ守れば誰にも文句は言われない、ということではないので気を付けたいところです。

結局、「マナー」の立ち位置とは?

つまり、ルールよりはやや柔軟であり、モラルよりは判断基準が客観的である、という位置にあるのがマナーだと言うことができるのではないでしょうか。守るかどうかは個人の判断に委ねられつつも円滑に社会生活を送るためには不可欠で、ただし、必ずしも他人にも期待できるものでないのです。

似た場面で使われる言葉「ルール」や「モラル」を比較対象にしながら、改めて「マナー」という言葉の意味について考えてみました。しかし言葉の意味に100%正しいということはないと思います。これを機に、皆様も自分の中で「マナー」の解釈を深めてみてはいかがでしょうか。

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