目から鱗?SIMフリーのタブレットの特徴と選び方

更新日:2022.03.23スタッフブログ

目から鱗?SIMフリーのタブレットの特徴と選び方

大きな画面と持ち運びしやすいサイズ感が便利なタブレットは、さまざまなシーンで活用するアイテムです。なかでもSIMフリータブレットを購入すれば、ご自分の好きな端末で気に入ったモバイル回線を利用できます。とはいえSIMフリータブレットは、購入前に選び方をきちんと理解しておかなければなりません。何もわからないまま購入してしまうと、購入した端末でモバイル回線を利用できないケースもあるからです。本記事では、SIMフリータブレットの選び方や購入時の注意点を解説します

そもそもSIMフリータブレットとは

タブレットや携帯電話、PC

SIMフリータブレットとは、任意のSIMカードを差し込んでモバイル回線を使用するタブレットのことです。通常、携帯会社で購入・契約したタブレットにはSIMロックがかかっており、契約した携帯会社の回線以外使用できない仕組みになっています。

しかしSIMフリータブレットにはSIMロックがかかっていないため、好きな回線の選択が可能です。このため例えば格安SIMをSIMフリータブレットに差し込んで使えば、通信料金を抑えられます。また海外で使用する際は、渡航した国のデータ通信を使用できるSIMカードを購入して差し込めば、国際通信により利用料が高額になるなどの心配もありません。

SIMフリータブレットの価格はさまざまですが、購入価格はコストパフォーマンスを重視するなら3万円前後、機能性を重視したい場合は10万円台が目安です。

SIMフリータブレットの賢い選び方とは

SIMフリータブレットには、SIMフリーモデルとWi-Fiモデルの2種類があります。モバイル回線を使用できるのはSIMフリーモデルのタブレットのみで、Wi-FiモデルはWi-Fi環境がなければインターネットを使用できません。これはWi-Fiモデルに、SIMカードを差し込むスロットがないためです。

そのためSIMフリータブレットを購入する際は、SIMフリーまたはLTE対応と記載されているものを探す必要があります。ここからは、SIMフリータブレットの賢い選び方のポイントを4つ解説します。

選び方1:OSで選ぶ

SIMフリータブレットの主なOSは「iOS」「Android」「Windows」があり、それぞれ特徴が異なります。タブレットを選ぶ際はそれぞれの特徴を知ったうえで、ご自分に合ったOSが搭載されているものを選びましょう。ここではOSごとの特徴を紹介します。

iOSの特徴

iPhoneでおなじみのAppleが開発・提供しているOSがiOSです。ユーザーインターフェースがシンプルなので、タブレットの操作に慣れていない人でも直感的に操作できます。iPhoneを使用している人は、より操作しやすいでしょう。iOSのメリットはセキュリティが強固な点で、データの保護やウィルス対策を重視したい人にぴったりです。ただタブレットの種類はiPadのみと、バリエーションは少なめです。また端末の価格帯は高価なものが多い傾向にあります。

Androidの特徴

AndroidはGoogleが開発・提供している、オープンソースソフトウェアです。無償提供されているため多くのメーカーが使用しており、製品のバリエーションが豊富にある点がメリットです。またキーボードやホーム画面など、タブレットに関するさまざまな設定も自由に変えられます。一方で操作性がシンプルなiOSと比較すると少し複雑なので、機械の操作が苦手な人は慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。設定を自由に変更したい、豊富なデザインから選びたいという人にはぴったりです。

Windowsの特徴

Windowsはマイクロソフトが開発・提供しています。パソコン用のソフトウェアを使用できるOSです。キーボードやマウスを接続すれば、ノートパソコンも使用可能で、office系ソフトとの互換性も優れています。手軽に使えるパソコンとして持ち歩きたい、ビジネスで使いたいという人におすすめです。とはいえエンタメ系のアプリは少なめなので、ゲームも楽しみたい人やいろいろなアプリを使いたい人は、物足りなさを感じる可能性があります。

選び方2:防水性能

動画でレシピを見ながら料理をしたい、外出時に持ち歩きたいけれど雨の日は不安など、水に濡れる可能性のある場所でタブレットを使用する場合は、防水性能にも目を向けてみましょう。防水性はIPコードを確認します。IPコードは「IP58」などと記載されており、左側の数字が防塵性能を表し、右側の数字が防水性能を表しています。防水性が最も高いのが8です。ちなみに左側の数字がXと記載されている「IPX8」などの場合は、防塵性能はないものの防水性能は8という意味です。

選び方3:画面の大きさ

タブレットは画面の大きさもポイントとなります。コンパクトになるほど持ち歩きもしやすくなりますが、用途によっては物足りなく感じるからです。例えば7インチは文庫本と同じくらいのコンパクトなサイズで、コストパフォーマンスに優れています。軽量で持ち歩きにも向いていますが、画面が小さいので機能性を重視する人には不向きです。

単行本程度の大きさになる8インチのタブレットは、電子書籍やゲームを楽しみたい人にも向いています。機能性・携帯性のバランスがよい点がメリットですが、7インチよりも価格が高く、片手では持ちにくく感じる可能性があります。動画視聴やノートパソコンとして使用したい場合は、大きめサイズの10インチ以上がおすすめです。ただしサイズが大きく携帯用には向きません。

選び方4:通話性能

SIMフリータブレットには通話機能が搭載されているものと、搭載されていないものがあります。通話機能が搭載されていないタブレットは、LINEやFacebookなどを通しての通話は可能ですが、音声通話回線を利用する通常の通話はできません。

SIMフリータブレットで通話したい場合は、通話機能が搭載されているタブレットに音声通話に対応したSIMカードを差し込んで使用しましょう。なお音声通話に対応したSIMカードを使用すれば、スマートフォンと同じ契約プラン・電話番号を利用できます。またIP電話では利用できなかった緊急通話も可能です。

選び方5:容量

SIMフリータブレットは容量も確認しておきましょう。タブレットには一時的にデータを保存しておくメモリ容量と、画像や音楽を保存しておくためのストレージ容量があります。メモリ容量は数字が大きいほどデータを処理する速度が速くなり、複数の作業を同時に行えるようになります。iOSは3GB以上、Androidは2GB以上、Windowsなら4GB以上が基準です。

ストレージ容量も数字が大きいほどたくさんのデータを保存しておけます。例えば16GB程度までのストレージでは、あっという間に容量が埋まってしまいます。ストレスなく使用したい場合は32GB以上、画像などをたくさん保存したい場合は64GB以上のものを選びましょう。ただしmicroSDカードスロットが搭載されているSIMフリータブレットであれば、ストレージ容量が足りなくなった場合でも、拡張が可能です。ちなみにメモリ容量やストレージ容量が大きくなるほどタブレットの価格も高くなります。

SIMフリータブレットを購入する際の注意点

SIMフリータブレットのなかには、携帯会社が提供しているSIMカードに対応していないものがあります。SIMカードを差し込むスロットは搭載されていても、利用したい携帯会社に対応していなければ他の携帯会社を選ばなければなりません。

対応しているSIMフリータブレットは、各携帯会社に専用のページが設けられています。購入後の失敗を防ぐためにも、SIMフリータブレットを購入する前に利用したい携帯会社の専用ページを確認しましょう。また保証や割引など、携帯会社独自のサービスを利用できないケースも多いので注意が必要です。

SIMフリータブレットの購入前に使用したいSIMカードが対応しているか確認しよう

SIM対応ハードか調査する男性

SIMフリータブレットとは、任意のSIMカードを差し込んでモバイル回線を使用できるタブレットのことです。搭載しているOSの種類や画面の大きさ、容量などを確認し、ご自分が使用したいシーンに合ったタブレットを探しましょう。

また購入しようとしているSIMフリータブレットに、利用したい携帯会社のSIMカードが対応していない場合もあります。まずは利用したい携帯会社の専用ページで、対応しているSIMフリータブレットを確認してから購入することも大切です。携帯会社独自のサービスを利用できない可能性があることも考慮しておきましょう。

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