今さら聞けない営業日の意味とは?

更新日:2022.08.23スタッフブログ

営業日を確認するためのカレンダー

仕事や面接など、いろいろな場面で耳にする「営業日」という表現。何気なく使われていると感じるかもしれませんが、きちんと意味があります。「○営業日以内」は「~日以内」と同じ日数とは限りません。そこで今回は、「営業日」の意味と具体的な使い方についてご説明します。

必要とされる「営業日」という表現

「営業日」とは?

「営業日」とは、文字通り会社やお店が営業している日を意味します。土日や祝祭日など、休業日と定められた場合は含まれません。
多くの場合、業務の期日などを示す表現として使われます。業務を終わらせるために7日間かかる予定であるなら、「1週間後に終わります」と伝えると、誤解されかねません。この言い方では、「業務を行わない土日も含めた7日後」と受け取られる可能性があるからです。作業日数として7日間が必要であると伝えるためには、「7営業日後」という表現を使う方が適切です。

仕事では、円滑に業務を進めるために誤解は避けなければなりません。スケジュール管理はとても重要ですから、期日についても正確性が求められます。納品日などについて取引先やお客様と認識が食い違えば、お互いの信頼関係にも影響するでしょう。
「~営業日」と表現すれば、お客様も含めた仕事の関係者が正しい情報を共有できます。正しく使えば誤解によるトラブルを招かなくて済みますから、意味を覚えておいて損はありません。

面接の結果通知などでの使い方

会社では、採用面接を行った際、結果通知の期日を伝える時によく使われます。審査期間が7日間の場合、面接の最後に「結果については1週間後にご連絡します」ではなく「7営業日以内にお伝えします」と言われた人も少なくないと思います。土日が休業日の会社であれば、この2日間はカウントされません。実際には「9日以内に連絡する」という意味なので、7日後に連絡がなくても心配はありません。

銀行などが支払い手続きの日数について使用する場合もあり、注意が必要です。通常、銀行は土日が休みのため、「手続きには7営業日を要します」と通知されたら、1週間では手続きが完了していないことを意味します。祝祭日もはさんでいたら、さらに日数がかかると考えて良いでしょう。
営業日の意味を正しく理解していないと、思わぬ事態に陥るかもしれません。問題が起きてから慌てないためにも、使い方に慣れておくと良いでしょう。

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