コラム~電話代行、秘書代行に関連したより良く理解が進むコラム~

コラム

コラム:電話代行サービス(株)スタッフによるコラムです。

もしもし検定過去問 1級技能第二問「ひとまずの依頼」

 

「もしもし検定の過去問を電話代行サービス(株)のオペレーターが解説」のコラムです。
今月は真冬企画「帰ってきたこの難問が解けるか!?」と題しまして日頃は3・4級の問題を出すところを、上位級である1・2級の問題を紹介し、皆様にさらなる高みを紹介させて頂こうと考えています。

前回『カウンセリングの共感』から始まりましたこの企画。今回第二問にして1級の問題を紹介したいと思います。というのも、前の真夏企画の時には1級を大惜しみしたことが元で、結局1問しか紹介することができずじまいです。「上位級」ということで今回は二問目ながら、1級の難問を紹介させて頂きたいと思います。皆様、頑張って解答にたどり着いてください。

では、特集の第二問はこちら

▼もしもし検定 1級技能問題その2

設問

A社では宣伝パンフレットに使うキャッチコピーを新しく作りかえることになり、その作成を関係者に、ひとまず電話で依頼しました。どの依頼の仕方が適切ですか。次の中から1つ選びなさい。

  1. これまでとは違う新しい宣伝パンフレット用のキャッチコピーをつくって欲しいのです。
  2. 新しい宣伝パンフレット用のこれまでとは違うキャッチコピーをつくって欲しいのです。
  3. これまでとは違う宣伝パンフレット用の新しいキャッチコピーをつくって欲しいのです。
  4. 宣伝パンフレット用のこれまでとは違う新しいキャッチコピーをつくって欲しいのです。

電話応対技能検定専門委員会(編)(2013年)
『電話応対技能検定(もしもし検定)2/1級過去問題集』(公益財団法人日本電信電話ユーザー協会)

問題へのアプローチを秘書が解説

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今回は問題区分としては日本語ですので、いつも3級にもある問題区分です。とは言え、その問題の内容としては明らかに上級と言えるかもしれません。この問題区分には、何が間違っているのかまったく明確化されていません。出された選択肢にも詳しい記述はなし。ただ問題の意図を読み取り、それを担う選択肢を見つけ出すのみです。そこにはより実践的な配慮がされています。設問のような状況の時、どのような言葉で説明するのが正しいのか、それをしっかりとした理由も込めて導けるのか。それを見てくるのが上位級とも言えるのかもしれません。

もしもし検定の回答

正解:4

電話代行のオペレーターによる徹底解説

今回の問題において、どこをどう見て対応するべきなのか。皆さんは分かりましたか?

問題の趣旨となるのは「求められている修飾句がどこに付くのが正しいのか」それを見極める必要があります。なので、問題文にある意図も読み解く必要があります。

問題文では「これまでとは違う新しいキャッチコピー」が欲しい訳です。ならば、修飾句である「これまでと違う」「新しい」はそれぞれ「キャッチコピー」に紐付かなければなりません。ここまで理解したら、選択肢を見て行きましょう。

1.これまでとは違う新しい宣伝パンフレット用のキャッチコピーをつくって欲しいのです。

これは不正解。「これまでと違う」「新しい」の修飾句は「宣伝パンフレット」に向かっています。パンフレットを新しくしたいわけではないので、誤りですね。

2.新しい宣伝パンフレット用のこれまでとは違うキャッチコピーをつくって欲しいのです。

これも不正解。「これまでと違う」はキャッチコピーについていますが、「新しい」がパンフレットになっています。確かに間違いではありませんが、よろしくもありません。

3.これまでとは違う宣伝パンフレット用の新しいキャッチコピーをつくって欲しいのです。

これも不正解。選択肢2は逆です。誤っていると言わざるをえません。

4.これまでとは違う宣伝パンフレット用の新しいキャッチコピーをつくって欲しいのです。

これが正解。いずれの「これまでとは違う」と「新しい」がキャッチコピーに紐付いており、しっかりと伝わるかと思います。

さて、正しい答えを見てきました。ですが、皆さんも感じているかと思います。
新しいキャッチコピーにかえる場合、宣伝パンフレットを作り直すのだから、いずれも一緒ではないのか?と確かにその考えはうなずけます。ですが、修飾句がどちらに付いているかによってどの理由によって新しくするのか。それが明確化できるかと思います。

今回はキャッチコピーをかえるから、宣伝パンフレットを作るのです。間違っても宣伝パンフレットを新しくするついでに、キャッチコピーを新しくする訳ではないのです。こういった日本語的な意図もしっかりと見抜く目、それが上位級にとって必要になってくるのかもしれません。

 - もしもし検定の過去問をプロが解説

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