携帯ソーラー充電器。南アフリカで充電ビジネスが流行

更新日:2022.04.21スタッフブログ

ソーラーパネル

※これは通常のソーラー発電機です。

アフリカで利用が進むソーラー発電機は大変便利

日本でも大震災があり、原発が留まったことから自然エネルギーを利用した発電に目が向いていますが、日本から遠く離れた南アフリカでは、すでに自然エネルギーを使ったビジネスモデルが稼動しているそうです。

そのビジネスモデルを支えているのが、南アフリカで開発された携帯できるソーラー充電器「eChaja」です。とはいえ、南アフリカではまだまだ電気や水が十分に供給されていない地域が多い中、ソーラー充電器「eChaja」を使って何を充電するのか、それは携帯電話なのです。

充電ビジネスが生まれた理由

南アフリカで携帯電話?と聞いて、疑問に思ったりする方もいるかとは思います。ですが、実のところ南アフリカでは近年になって、急速に携帯電話の需要が高まっているそうです。それが販売台数で4億5000万台と中国につぐ世界2番目のシャアを誇っていることに現れています。

実際に現地ではどのような使われ方をしているかと言えば、牛の放牧などで、前と後ろでの連絡手段としては携帯電話が大変優秀ですし、広大な大陸の中において、簡単に連絡を取り合える携帯電話は無くてはならないツールとなっているのでしょう。そういうことから、携帯電話の充電器としてソーラー充電器の「eChaja」が生まれたわけです。

地域性が生んだビジネスモデル

このソーラー充電器は、携帯電話の充電ビジネスに特化しているところがポイントです。なぜなら、充電箇所が6箇所付いており、それぞれにタイマー設定ができるそうです。そのタイマーの時間によって料金を支払うというシステムで、充電ビジネス専門の機械という訳なのです。そういう意味では、持ち運びができる携帯仕様なのも頷けます。

日本でもスマホは普及しており、日常で利用していても充電が危険な状況ということはありえるでしょうが、実際、携帯電話が出始めた頃に、いろいろな店舗に携帯電話の急速充電装置を置くというビジネスモデルがあったようですが、最近では家電量販店以外ではなかなか見かけることもなくなりました。

日本の場合には予備電池を持ったり、日々充電器を持ち歩き、コンセントを利用できる場所を探すことが多いので、ソーラー充電器の「eChaja」が日本で活躍することはなさそうです。その地域に根付いたビジネスモデルというのは面白いものです。

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