私書箱って何?どんな企業が使っている?
更新日:2023.06.23スタッフブログ私書箱というサービスの利用経験はなくても、名前だけは知っているという人は多いでしょう。これは郵便物を受け取る方法のひとつですが、あまり個人の宛先としては見かけません。そこで今回は郵便局内に設置される「私書箱」を、企業が利用するケースを紹介しながら、その仕組みなどについてご説明します。
私書箱の利用条件や私設私書箱との比較
テレビ局などの大企業も多い
通常、郵便物は住所と宛名が同じなら一括して処理されます。ひとつの家に住んでいる家族の郵便物は、個人ごとに分けられていません。企業宛も同じであり、担当部署を細かく記載してもひとつのビルに入っていれば、全てまとめて届けられます。郵便物を受け取ってから、社内で仕分けることになります。
しかし大企業は多くの部署があり、例えばテレビ局がプレゼント企画などを行えば、応募ハガキが大量に送られてきます。社員が仕分けていたら、何時間あっても足りないでしょう。そこで有効活用されるのが、私書箱という仕組みです。部署や企画ごとに私書箱を用意すれば、宛先の違う郵便物が混ざりません。
利用するには条件がある
一般的に私書箱といえば、郵便局内に設置される鍵つきの箱です。鍵は利用者が受け取りますが、申し込むためにはいくつか条件があります。たとえば「毎日の様に郵便物が届く」という条件があるので、ひとつの企業であっても全ての部署が私書箱を利用できるとは限りません。
その他には、「一定期間継続して利用する」、「郵便物をためず定期的に受け取れる」などの利用条件があります。条件を満たせば個人でも利用できますが、郵便物の種類によっては私書箱宛に配達できません。
私設私書箱との比較
私書箱は、私設私書箱(郵便物転送サービス)と異なり無料で利用できます。しかし場所をとるため、全ての郵便局が設置しているわけではありません。あらかじめ、空いている私書箱があるか確認も必要です。また申し込む際には、利用請求書を提出することになります。
また、私書箱に郵便物が届いても、設置している郵便局から連絡はありません。利用郵便局まで足を運び、定期的に確認する必要があります。それに対し私設私書箱(郵便物転送サービス)では、荷物が届いたと連絡があり希望した宛先に転送してもらえるといった違いがあります。
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